ノノヴィア

名前クラスレアリティ
ノノヴィア
諾諾薇兒
アサルターSSR
画像所属武器
ウィルダ族

鈴蘭の剣

筆者のプレイ体験における使用感です。スキルやビルドは参考例で、絶対の正解ではありません。

雑感

支援型のアサルター。自分から2マス範囲に被ダメアップ30%をばらまく奪魄(日本では”魂を奪いし可憐な影”)を持つ、ボス戦向けピンポイントリリーファーである。翻訳を見てノムリッシュマリオのコピペを思い出してしまった。

族長の妹で、見聞を広めるため舞踏団の一員として各地を巡業している。踊りは苦手だが歌が得意で、劇中ではアカペラで長~い歌をたっぷり2分以上聴かせてくれる。実装当初は歌をスキップできなかったのでトイレタイムとなっていたことはくれぐれも内緒だ。

ノノヴィアのポイント
・ゲーム中最高クラスの強力な被ダメUPデバフでボス戦レギュラー確実
・基本的に支援要員であり本人の出力は控えめ

個性

跳躍できる
攻撃+15%
ターン開始時、面紗を獲得 CT1
面紗:範囲ダメージ-99% 効果が発動すると消える

範囲ダメージ99%カットは特定のボス戦で囮に使える。ただ大抵の人は存在を忘れているようだ。

通常攻撃

単体に3×35%物理ダメージ

3連撃なので回避持ちにも2発は当たる。

リアクション

アクティブ攻撃の被ダメージ-8%
アクティブ攻撃を受けるとEN1回復

手順を詰めていく低レベルボス攻略でもない限り、被弾でEN回復を積極的に狙いに行くことはほとんどない。おまけ的な扱いにとどめておこう。

奪魄倩影

即時:回避を獲得
自身から2マス以内の敵に被ダメ+30%を付与する

ノノ最大最強の奥義。易傷2=被ダメ+20%を持っているキャラはそこそこいる(マグナスやココアの粉砕猛撃、ティードンの攪乱戦術、アガタの女王宣告、パミーナの萬夫莫敵など)が、易傷3=被ダメ+30%は執筆時点でノノだけ。効果量もさることながらEN1で範囲対象、かつ即時で使えて自身に回避までつくなど明らかに常軌を逸した性能であり、ボス戦でこのスキル単品のためにノノを起用する者が後を絶たなかった。むろん筆者もその1人。特に理由がなければノノを起用する=奪魄を使うと考えてよい。

千刃

自身範囲2マスの敵に3×30%の物理攻撃

強いがEN3がちょっと重いので、息切れで奪魄を使えないという事態に陥らないよう注意。

上級陣営オーラ:侵掠如火

フィールド上の<侵掠如火>陣営の味方ユニットに対し:
攻撃+10%、防御+20%
スキルダメージ+10%

普通攻撃や戦術以外のダメージが一律底上げされるので確実に役に立つ。執筆時点で火陣営のオーラはこれしかなく貴重な存在。初期プールで火のアタッカーは破断の旋風、ベラ、炎の魔女、バリスタ。後にオーギュストや初夏ラヴィア、トリスタンが加わる。

天籟之音

「天籟之音」のオーラを得る
天籟之音:自身範囲5マスの味方に対し、再生20%、ステータスデバフ無効を与える
また自身範囲3マスの敵に対し、アクティブスキル禁止

近くの敵のスキルを封印できる(通常攻撃は可能)。CC属性でボス敵にはもちろん効かない。効果を見て「おっ?いいじゃんこれ」と感じるかもしれないが、封じたい敵に限って耐性を持つためそれほど刺さる機会はないと思う。

幻影舞歩

即時:移動+2を獲得
行動終了時、自身が敵の危険範囲にいる場合、移動前の位置に戻る

移動力アップして敵集団に突っ込み、デバフを撒いたり範囲攻撃で削ったら元の位置に退避するという使い方。マップによって非常に有効な場合がある。

麻痺薬塗抹

攻撃後、目標に感染+1
感染5以上の敵を職業スキルで攻撃した場合、攻撃後に睡眠状態にする

感染5以上はウィルダ染め編成なら余裕。「職業スキルで攻撃」と書いてあるが、投げナイフでも効果が出る。不具合なのか記載ミスなのかは分からない。防具のナイフガントレットとスキルの不浄飛刃を同時にセットすれば1人ですぐ睡眠にできる(ナイフで+1、不浄飛刃で3+1、合計5)。ただそのために2枠も使えるかと言えば厳しい。実際は他の感染持ちと組ませて、いつの間にか感染が蓄積している面倒な雑魚敵を足止めして被害を減らす、といった使い方になるだろう。

使用感

ゲーム後半で攻撃タイミングが限られるボス敵を相手取る際、「1ターン内にできるだけチームの火力と手数を増やして全力を叩き込みたい」というニーズが生じる。そこで役に立つのがインスタントで被ダメージアップLv3を与える奪魄である。戦術スキルの角笛、イナンナの再行動と合わせ、アタッカーの必殺級スキルをタイミングよく重ねることで大型ボスもごそっと削ることができるだろう。また範囲攻撃の被ダメを99%カットするという個性があるため一部のステージでは囮に使える。

本人の攻撃性能はそれほど悪くもないが特筆すべきこともないので普段の雑魚戦ステージでは影が薄く、アサルターの席はコルやガルシアが取ってしまう。低難易度では特に起用ポイントがなく、高難易度ステージで一等星のように輝く珍しいキャラと言える。

実装時点では唯一火のオーラを持っており、なぜか「鈴蘭の剣」にも所属している。余裕ができたらウィルダ染め・感染染めといったコンセプトパーティで遊ぶのも非常に面白い。

武器はエターナルフレイムでDoTを与えられるようにしておき、防具はナイフガントレットまたはバーニングストーンでDoTの後押し。タロットは審判で奪魄に加えてさらにボス戦を有利にしたい。