移動力 | 速度 |
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3 | 76 |
雑感
自己犠牲という言葉を履き違え、実際に物理的な血肉を削ることで療術を行使するという特殊性癖を持った光の御使い。上半身は一見普通だが下半身のデザインがすごい。
クレデンツァのポイント
・攻撃スキルを持たない純ヒーラー
・CD-2の支援スキルで強い味方をハッスルさせる
・戦闘中1回しか使えないすごい回復スキルを持つ
個性
「聖啟」を持つ時、一部のスキルが追加効果を得る。
「待機」時、自分の現在HPの20%を犠牲にし、次の行動開始時に「聖啟」を得る(1ターン)。
自身が10%の現在HPを犠牲にするごとに、あるいは攻撃を受けるごとにカウントし、12回に達すると追加スキル「聖蹟」が使用可能になる。撃破されると「神罰」が発動する。
魔攻+5,5,10,15,15%。
最初に「聖啟」を獲得した時、持続ターン+0,0,1,1,1
(星5のみ)「聖啟」を持つ時、スキルの消費EN-1。戦闘開始時に「禱求聖啟」を得て次の行動開始まで継続する。
「聖蹟」が星Lvに応じて追加効果を得る:
(星2)EN+1
(星3)全スキルCD-1
(星4)「光輝恩澤」を2ターン付与
(星5)ENさらに+1(合計+2)
聖啟:
一部のスキルに追加効果を与え、さらに「魔攻30%でHP回復」する効果を付与する。
禱求聖啟:
行動開始時、「聖啟」を獲得する(1ターン)。解除できない。無効化できない。
神罰:
自身から5マス以内の敵に70%の魔法範囲ダメージと盲目を与える。(1ターン)
光輝恩澤:
バフ。召喚ユニット以外に攻撃と与ダメージ+15%。
聖蹟

※基本効果。星レベルに応じて効果が追加されていく
(回復)準備1ターン。自身から5マス以内の味方のデバフをすべて解除、HP全快、全てのLv2バフを付与(2ターン)。
準備開始時、バフ継続1ターン・回復量50%で同じ効果がただちに発動し、「禱求聖啟」を得る(次の行動開始まで)。
初期スキル

輝燼祝禱
(回復)自身の現在HPを10%犠牲にして単体を100%回復し、デバフを1つ解除する。
「聖啟」時のスキル強化:即時スキルとなる。
聖啟:
一部のスキルに追加効果を与え、さらに「魔攻30%でHP回復」する効果を付与する。
ランク1

仁光撫照
(支援)自身の現在HPを30%犠牲にし、対象のEN+2、対象から2マス以内の味方にLv2バフを2つ付与する(2ターン)。
「聖啟」時のスキル強化:追加で対象のEN+2、全スキルCD-2。
聖啟:
一部のスキルに追加効果を与え、さらに「魔攻30%でHP回復」する効果を付与する。
クレデンツァの主力スキル。単体CD-2、EN+4、おまけに聖啟の効果で範囲HP回復もつく。これを使わないなら彼女を起用する意味は薄い。
靜謐禱言
(パッシブ)「待機」実行時、自身と3マス以内の味方を魔攻30%で回復。「禱求聖啟」の持続ターン+1。
スキル説明の前半(待機するとHP回復)と後半の効果(禱求聖啟の延長)は独立していて関連性はない。なのに原文では「;」で繋げており記法に疑問がある。このゲームのスキル説明が難解で「鈴蘭文学」と揶揄される理由の一端が垣間見えるだろう。プレイヤーが実際に試してみないと判断できない挙動が多すぎるため、筆者のように説明を読んだだけで知ったかをこくと時々痛い目を見る。
ランク3

扶危濟難
(パッシブ)行動開始時、自身と4マス以内の味方を魔攻20%で回復する。
「聖啟」時のスキル強化:追加で「攻撃2」「傷害2」を付与する(1ターン)。
聖啟:
一部のスキルに追加効果を与え、さらに「魔攻30%でHP回復」する効果を付与する。
立ってるだけで広い範囲を回復できるのでオート時には結構便利。自身も回復するのはランク11のスキルと食い合わせが悪くデメリットにもなりうるので注意しよう。
聖蹟再臨
(パッシブ)聖蹟の使用回数+1
戦闘中1回しか使えない聖蹟を2回使えるようになる。
ランク5(リアクション)

耀護之壁
(リアクション)自身から4マス以内の味方が単体攻撃される時、その被ダメージを15%減少させる。その後、自身の現在HPを10%失う。毎ターン2回まで。自身が「負傷」状態の時、被ダメージ-30%。
負傷状態で自身のダメージがカットされるようになる。軽減量が増えるわけではない。
光之庇護
(リアクション)アクティブ攻撃を受ける時、被ダメージ-30%。毎ターン1回まで。
ランク7

苦修者
(パッシブ)ダメージを受けた後、「苦修」を1獲得する。1層ごとに被ダメージ-8%。解除できない。「苦修」を持つ時、ターン終了時に追加でEN+1。
最大3層まで。自傷でも獲得できるのでクレデンツァとは相性がいい。
法皇國戰旗
(陣営オーラ)フィールド上の<法皇国>陣営の味方ユニットに攻撃+10%、防御+20%
多分使わない。
ランク9(通常攻撃)

仁心擊
催眠擊
クレデンツァが通常攻撃に頼る場面は考えにくいのでどちらでもいいと思う。
ランク11

滌罪頌歌
(回復)自身の現在HPを30%犠牲にする。目標地点から3マス以内の味方に魔攻60%で回復、「攻撃2」「傷害2」を付与する(2ターン)。スキル使用後、自身は「禱求聖啟」を得る(次の行動開始まで)。
「聖啟」時のスキル強化:対象が追加で「光輝恩澤」を得る(2ターン)。
聖啟:
一部のスキルに追加効果を与え、さらに「魔攻30%でHP回復」する効果を付与する。
禱求聖啟:
行動開始時、「聖啟」を獲得する(1ターン)。解除できない。無効化できない。
光輝恩澤:
バフ。召喚ユニット以外に攻撃と与ダメージ+15%。
射程0~3、範囲3の地点指定とかなり頼れる回復スキル。ヒーラーとして起用するならぜひ持ち込みたい。EN切れに注意がいる。
光輝的試煉
(パッシブ)「強靭」を得る。
行動開始時、自身が「負傷」状態なら直ちに「聖啟」を得る(1ターン)。
行動終了時、「禱求聖啟」か「聖啟」を持たない場合は、現在HPの20%を犠牲にして「禱求聖啟」を得る(次の行動開始まで)。
聖啟:
一部のスキルに追加効果を与え、さらに「魔攻30%でHP回復」する効果を付与する。
禱求聖啟:
行動開始時、「聖啟」を獲得する(1ターン)。解除できない。無効化できない。
負傷状態だと行動開始時に聖啟がつくため、HPを回復しないように気をつければ毎ターン聖啟で強化されたスキルを使える。うっかりHP回復してしまっても最悪次のターンには聖啟状態になる。クレデンツァを使いこなす上ではとりあえず持っとけというパッシブ。
ランク13(極限スキル)

(パッシブ)(Lv3)魔防+20%、被魔法ダメージ-20%
使用感

回復補助以外には攻性スキルどころかデバフすら持たない純ヒーラー。目玉は仁光撫照(CD-2の支援)と聖蹟(1ステージ1回きりの超回復技)で回復支援の性能に関しては悪くない。弱点は他ヒーラーと共通で行動速度の遅さ。このゲームの常としてヒーラーは行動が遅く(敵アタッカーより早く動いても無意味という発想のため)、アタッカーが動く前にバフをかけることができずどうしても初動が遅れる。ゆえにターイル(速度288)というモンスターの異常さがより際立つわけだ。
クレデンツァは負傷状態を維持することで聖啓を毎ターン確保でき、自身のENさえあれば「EN+4・CD-2」の支援を味方にかけ続けることが可能。コヴァレの必殺などCT3のスキルを毎ターンぶっぱできる。ただしココア+戦術の旗などで従来からCD-2を実現可能ではあったので、それ目当てなら彼女が初 or 必須というわけではない。
彼女の自傷行為は現在HPに対する割合で行われるため直接の死因となることはなく、敵の攻撃を1発も受けない自信があれば瀕死のまま放っておいても問題はなさそうだ。専用のリアクションスキルで負傷時に被ダメ30%カットがつき多少の攻撃にも耐えられる。
パッシブで周囲に回復をばらまけるが自身に効果が及ぶので、毎ターンCD減を使う目的の場合はかえってこれが足かせになる(負傷状態を維持したいから)。その場合は回復すら外さなければならない。常に死にかけでうろうろすることになるので繊細な扱いが求められる上(これはこれでキャラの設定には合致しているのだが)、攻撃スキルも回復スキルもないただのモバイルバッテリーとなってしまう(通常攻撃と聖蹟は使える)。さらに仁光撫照はEN3なので連発するためには自然回復では足りず、クレデンツァに対してもEN介助が必要となる。ここまでして、エースアタッカーの専属アイテムとして彼女を起用することで「1+1>2」となる確信があれば使おう。当然ながらこういったビルドはオートにはまったく向かない。オートで使いたい場合はパッシブ回復を軸にした方がいいだろう。
普通のヒーラーとしては回復量が多く範囲も広くパッシブ回復も頼りになるので十分使えそうだが、出撃枠の関係で純ヒーラーにそもそも出番がないという不遇な環境は今のところ変わらない。他の回復役や幸福感担当がいるなら無理して引かなくてもいいだろう。コヴァレと組ませてアイサやココアに護衛させておけば特殊なギミックや極端な環境効果のマップ以外は簡単にクリアできてしまうので、味をしめるとゲームは退屈になる。
武器はキューブか豊穣、防具はモチーフ、なければ何でもいいと思う。タロットは女帝、女教皇あたり。刻印は聖杯+聖杯か、聖杯+杖でどうだろうか。