シャックルル

名前クラスレアリティ
シャックルルアサルターSSR
画像所属武器
ウィルダ

筆者のプレイ体験における使用感です。理論値に基づく最終評価ではありません。

雑感

突進攻撃と連撃が武器の高機動型ダメージディーラー。コンセプトは割とシンプルで、「敵をすり抜けられる突進で接近しつつ攻撃→連撃→突進で離脱しつつ追い打ち」のパターンを繰り返すのが基本となる。

連撃スキルを持つが範囲内の敵をランダムに殴るため、乱戦の真ん中で撃つとダメージがバラけてしまいまるで役に立たないことに注意。範囲内に1~2体だけ入れて使いたいが、範囲攻撃のためダメージ予測が難しく「1体に集めるとオーバーキルだが3体に広げると大して削れない」という場合が多く扱いはややピーキー。ある程度の経験で判断するか、試した後での巻き戻しが必要とされるかもしれない。

閃撃(防具スキル)→突進2連撃→8連撃→突進2連撃を全て1体に叩き込むと13回攻撃。3回ごとに追加ダメージと感染が発生する。

意外な欠点としてなぜか移動4に設定されている(他のアサルターは5)。そのため移動手段を兼ねて突進攻撃を装備するのはマスト。

個性

跳躍持ち。攻撃すると蜂刺を付与し、3回溜まるごとに貫通ダメージで追撃し、感染1を付与する。
蜂刺の追撃が発動するとENを1回復し、魅惑と驚鴻之姿のCT1減。
遠距離攻撃の射程+1

通常攻撃

射程2-2で隣接した敵には攻撃できない。個性が星3になると射程が1伸びて2~3になる。また個性の効果で3回攻撃すると貫通ダメージの追撃と感染1が発生するので、事実上4回攻撃+感染と言ってよい。

驚鴻之姿

シャックルルの特徴的なインスタントスキル。敵や障害物をすり抜けて突進し、目標地点から2マス内の敵にランダムで2回攻撃する。射程高低差が-1~+1と書いてあるが2段は超えられる。3段は無理。また敵や岩はすり抜けて向こう側に着地できるが、奈落は越えられない。水は越えられる。ワープっぽい挙動なのだが穴や段差を無視できない点に注意。

この突進は「同ターン内に個性の追加ダメージが発動した場合、攻撃後にノーコストで再使用できる」性質を持つ。個性の追加ダメージは同一目標に3回攻撃するごとに発生するので、単体が相手なら達成は容易だ。これを利用して「突進で近づき、攻撃してから突進で離脱」というムーブで戦場を舞うように駆けることが可能となる。障害物や水地形をうまく挟めば一方的な攻撃もできるだろう。

突進攻撃自体にダメージはないに等しいが、次のパッシブスキルと組み合わせることでデバフを追加できる。

流連忘形

魅惑または驚鴻之姿(突進)を当てるとENが1回復し、敵が健康状態なら攻撃-2と流連忘形(パッシブ封印・移動-1)のデバフを付与する。
2ターンのパッシブ封印は結構強烈。移動も落とすので離脱したシャックルルを追ってこられない。

曲終謝客

メインのダメージソース。範囲内の敵にランダムターゲットの8回攻撃。1体に集中させればかなりの威力になるが3~4体含めてしまうとチョロッとしか削れない。突進と突進強化を装備したらENを消費するスキルはこれだけなのでコスト管理は簡単で使いやすい。

魅惑

2つの効果があり、①健康状態の敵をシャックルルに向かって移動させ、他の行動ができない状態にする。②受ける持続ダメージを30%増加させる。
水平射撃で直線にしか撃てず、射程も個性込みで4マスと特に長くもない。魅了効果も1ターンしか持たない。正直どう使えばいいのか良くわからんスキルである。
モモの個性による持続ダメージ増加と重ねがけが可能で、合計65%まで上昇する。感染が効く敵ならゴッソリ削れるはずだが、それ目当てで魅惑に1枠使うなら殴ったほうが早い気がする。こういうクセのあるスキルを上手く使えるのがゲーム巧者なのだろう。

ノノヴィアとの比較

ノノ最大の売りである奪魄(被ダメ+30%)に対し、シャックルルは鎖定(物防-40%)を持つが、シャックルルの突進と連撃を活かすために枠を取られてしまい鎖定まで入れている余裕はない。デバフは他のキャラに任せ、中射程での攻撃に専念する方が得策。

ガルシアとの比較

ガルシアは処刑で尻上がり的に強くなっていくのとリアクションの追撃が強力で、かつ鎖定を入れる枠もあるため長丁場で本領を発揮するボス戦向けのキャラ。シャックルルは突進でヒラヒラ移動しつつ連撃を叩き込み感染を撒いて離脱するようなムーブなので、敵があちこちに分散していて走らされるようなマップで使いやすい。

コンセプトはシンプルで初心者でも扱いやすい部類のキャラだと思うが、個性が育たないと本領を発揮できない所がもどかしい。13章ではゲスト参戦で完成形を使うことができるので、まずはそちらで使い勝手を試してみるのが良いだろう。