雑感
エラマン編でルカマールの後ろに控えていた謎の褐色痴女。楽園でも団長をヨガに誘うだけで何を考えているか分からず、分かるのは魚沼宇水ファンだろうという推定情報だけである。
香炉から放たれる妖艶な煙で敵に様々なデバフをもたらすのが特長。台湾で「彼女の纏う蠱惑的な香りは腋から出ていると我々は何の疑いもなく思っていたが、よく見るとイラストの不自然な形状の武器は香炉なのではないか?」「嘘だろ」「そんな馬鹿な…」といったコメントのやりとりがあって笑ってしまった。ちなみに中国版では肌の露出が抑えめで、鈴蘭で初の表現規制を食らったキャラという輝かしい実績を持つ。こればかりは日本に生まれて良かったと思える瞬間だ。実はモモにもスカートのスリットがないファミリー向けのイラストが存在している。
ハスナのポイント
・アサルターには珍しい魔攻レンジアタッカー
・単体攻撃の出力に特化したボス殴り専門のパワーキャラで、運用はマグナスに近い
・個人で完結しておりチームアップのシナジーが乏しい
個性
失明無効
魔攻+3,6,9,12,15%
自身から3,3,4,4,5マス以内の敵が行動終了した時、暗香を1,1,1,1,2ターン与える
自身から3,3,4,4,5マス以内の暗香を持つ敵は攻防-8,8,12,12,15%、被クリティカル率+15%
暗香:
ハスナから攻撃を受ける時に追加効果が発生する。解除不可。無効化できない。
通常攻撃
単体に90%魔法ダメージ。
もし対象の敵がハスナと隣接、かつ暗香状態である場合、魔攻50%の物理攻撃で追加攻撃する(確定でクリティカルとなる)。
追撃部分は確定クリティカルとなるが、対象に隣接する必要がある。
リアクション
暗香状態の敵から受けるアクティブ攻撃のダメージ-30%
ハスナ周囲の敵はほぼ暗香になっていると思われるので、耐久性を大きく高めてくれる。
初期スキル
暗香とのシナジーがなく、おそらく使われることはない。
催眠
暗香とのシナジーがなく、あまり使われることはない。
戦闘興奮
暗香とのシナジーがなく、多分使われることはない。
烈香衝撃
単体に150%魔法ダメージを与え、対象から2マス以内の敵全員に暗香を2ターン与える。
出力が高くコストも低いので使いやすいが、ツリーで対になっている香徑影蹤の優先度が高い点がネック。できれば両方取りたい。
香徑影蹤
攻撃後、目標に暗香を2ターン与える。
暗香状態の敵を攻撃すると自身のENを2回復する。
暗香状態の敵を撃破すると自身のHPを40%回復する。
敵に暗香を付与し、暗香になった敵を殴るとEN2回復するという永久機関を生み出すパッシブ。これをつけて自力でENを回復しながらボスを永遠にボコるのがハスナの役どころである。
「攻撃」には防具スキルを含み、ナイフはもとより災害瓶でもOK。暗香なしの敵を相手にする時のため防具スキルを撃てるようにしておくと便利だ。
怒火
アクティブ攻撃を受ける時、被ダメージ-8%。攻撃を受けた後、自身が与ダメージ+20%を3ターン獲得。
与ダメ+20%は嬉しいが被弾前提は安定さを欠く。与ダメアップ系のバフを持つ味方はだんだん増えて行くのでそちらに任せた方がいいと思う。
ステータス効果で攻撃+3%がつくのでハスナをこよなく愛する人は取ろう。
突襲
あまり使うことはないだろう。
聞香識人
行動開始時、自身から4マス以内に暗香状態の敵がいる場合、以下の効果を獲得
クリティカル率+30%、最大射程+1、クリティカル発生後に2マス再移動できる
ハスナの鈍足を補う射程アップ&再移動がお得なセットになったスキル。クリティカル発生後という前提があるため、このスキルを用いる場合は彼女のタロットは正義一択となる。
行動開始時に暗香状態の敵が4マス以内に存在していること(ハスナの行動開始後に付与してもダメ)なので意外と発動しないことがある。
催眠撃
確率低っ!使いません。
徹骨沁髓
単体に140%魔法ダメージ(暗香を持つ敵には170%)
攻撃前にクリティカル率とクリティカルダメージがそれぞれ+15%
ハスナの演出付きアルティメットフィニッシュブロー。非常にシンプルで分かりやすい。どのキャラもこれくらい性能を突き詰めてもらえると筆者の消費カロリーが少なくて済む。
EN2で150%ダメージの烈香衝擊の方が回転率に優れるため、場面に応じて使い分けよう。ココアやターイル、戦術の旗を使うつもりなら思う存分ぶち込める。
生命吞噬
あえて取得して使う場面があるだろうか。いや、ない。ただし攻撃+3%が欲しいのでハスナをレギュラーでバリバリ起用する人は取っちゃおう。
使用感
シンプルに肌の露出と出力が高く、ギミックのない単体ボスとベタ足で正面から殴り合いする場合は非常に頼もしいが、環境が進むとそういったシチュエーションが少なく活躍できる場がなくなってしまう。アサルターなのに足が遅く(移動3)、跳躍もないため射程が少々長い程度では前線に追いつけないのがネック。射程増加や再移動を駆使してフォローしよう。フォローしようがないマグおじよりは救いがある。こういった鈍足キャラには個人ごとのエピソードクエスト報酬で専用武器をもらえるようにして、それに移動アップくらいついてもいいのではないかと思ったりする。
筆者はこういう単体で完結するパワータイプのキャラを「ジョジョ3部」と呼び、起用する際にあまり頭を使わずに済むので歓迎している。他方、アカンベやトリスタンなど手動必須できちんと操作しないとパフォーマンスが出ないキャラは「ジョジョ5部」的であり、概念的な存在に近づいてしまうため何がどう強いのかよく分からないまま使ったりしている。
装備は足の遅さを少しでも補うために射程が伸びるフォーカススタッフか、単純に火力を上げるために星光の名残を持たせればよいだろう。防具は災害瓶かナイフ射出ガントレット。香徑影蹤をセットして防具スキルを使うことで暗香を敵に付与することができる。ハスナの能力は全て敵が暗香状態であることが前提になるため、それを付与する手段は1つでも多いに越したことはない。タロットは正義が基本で、相手によっては審判を持ち出すこともある程度。刻印はいつもの剣+杖か、フォーカススタッフを使うならHP維持のために剣+聖杯が選択肢に入る。