雑感
エラマン編で登場。それまでに実装されていたキャラ達とは明らかに一線を画す高性能&マルチロールでの活躍が期待できる強キャラ。クラスはブレイカーだがペットのインコたちを使役する補助寄りの特徴を持ち、自己完結型ではなく他のキャラと一緒に行動することで真価を発揮するタイプだ。攻撃寄りかヒーラー寄りかで異なるビルドを組めるため、スキル性能をよく研究して欲しい。機構が複雑なので理解しきれている自信がない。間違って書いている部分があったらごめんなさい。
ホーマのポイント
・味方に追撃状態を付加して単体出力を大きく向上させる
・味方には強力なバフを、敵には失明など強烈なデバフを撒いて盤面を有利に変える
・本職ヒーラーを凌駕するほどの回復力を持つ
個性
ブロック無視
物攻+5,5,12,12,20%
健康状態の時、移動力+0,0,1,1,1
自分または「バロール(インコ)による追撃準備状態になっているキャラ」がアクティブ単体攻撃すると物理ダメージで追撃する。ダメージはホーマの物攻値の20,30,30,40,40%。
(星5のみ)追撃時、ホーマがバフを2個&ENを1スティールする。
強烈な追撃性能を持つ。星3で移動+1なのでまずそこまでは上げよう。星5に上げなくても十分強いが最終的には育成していきたい。星5になると相手のバフを盗めるようになるので面白い使い方ができる。
ホーマは3羽のインコを使役しており、それぞれシャヒン、バロール、ゴリという名前で役割が異なる。
通常攻撃
単体物理100%ダメージ
攻撃後、「残った移動力+1」で再移動できる
射程2で再移動できる時点で便利なのだが、常に追撃が入るのでダメージは更に伸びる。
リアクション
背面・側面から近接攻撃を受ける前にシャヒン(インコ)を呼んで相手に失明を1ターン付加する。(ターンごと1回まで)
回避した場合、反撃して70%物理ダメージを与え、自身は2マス後退する。
致盲(失明):
干渉属性
単体攻撃を80%で回避される
後ろが水など移動不可地形の場合はその場に留まり、飛び込んで自殺するようなことはない。
撃退射撃
十字範囲3マス内の敵に135%の物理ダメージを与え、2マスノックバックする
初期スキル。シンプルで強い。ホーマにあえて装備させる場面は多くないが、マップによって役立つことがある。
盤旋援助
即時
目標の頭上にバロール(インコ)を滞空させる。
目標に移動+2、跳躍を与え、目標とホーマの双方が攻撃+20%を得る。
バロールが攻撃または治療を行う場合はスキルの効果が1.5倍となる(2ターン)
もはやキャラ間のバランスは一切考えてないのでは?と感じられる全部乗せスキル。これをメインのアタッカーにかけて移動とジャンプを強化し走り回らせるのがホーマの基本ムーブとなる。必修&必携。
黙契選択
2つのスキルから好きな方を選んで使える。
振翅掠襲
シャヒン(インコ)を呼んで単体目標に物理80%ダメージと失明、物防-3を2ターン与える。
バロール(インコ)の滞空しているキャラから2マス内の敵に40%物理ダメージを与え、50%の確率で失明を1ターン与える。
致盲(失明):
干渉属性
単体攻撃を80%で回避される
単体攻撃して失明と物防-3を与え、おまけで追撃準備キャラの2マス内の敵に追撃して確率で盲目を付与する。CTがなくEN供給すれば連発可能。なぜ追撃までするのか意味がわからない。正直やりすぎである。
清涼微風
ゴリ(インコ)を呼んでホーマの物攻値70%で目標を回復する。
治療前に被回復禁止状態を除去する。
バロール(インコ)が滞空しているキャラの範囲2マス内の味方をホーマの物攻値40%で回復し、デバフ2つ除去する。
単体をモリッと回復でき、おまけで範囲回復もばら撒く。驚くべきことに「治療禁止」を解除するのと同時に回復でき、効果量は本職ヒーラーのそれと変わらない。さらに追撃準備状態のキャラの周囲2マスも回復しつつデバフを2つ解除する。これでEN2・CTなしという破格っぷりで、治療禁止を撒いてくる敵がいてもホーマがいれば危険度がかなり下がる。執筆時点では純ヒーラーよりホーマの方が総合的な回復性能が高く、どう考えてもやりすぎである。
和鳴
行動終了時、通常攻撃かスキルを使用していた場合、ホーマから2マス以内の味方を物攻値20%で回復し、デバフを1つ除去する。
待機以外の行動さえしていれば味方をオートで回復してくれるパッシブ。清涼微風と和鳴があればヒーラーはほぼ不要で、回復しか取り柄のないキャラをハローワークへ追いやる異常なスキル。何度見てもやりすぎである。
破盾高手
シールドを持つ敵を攻撃する場合、攻撃+30%、防御を40%無視する。
手持ちや編成によってシールド対策が難しい場合には割と使える。防御40%無視がどれだけ強いかはベラのシュッシュや星5グロリアの個性(防御無視50%)を思い出してもらえると分かるだろう。ただホーマに枠を割いてこれをつけるかと言われると、あまり機会は多くないと思う。
脱兎
リアクション。対になっている飛影遊戯を外してこれをつけることは考えにくいが、攻撃+3%のために開ける。
乱闘射手
通常攻撃時、隣接した敵を攻撃できる。
自身範囲1マスに敵がいると攻撃+15%、クリティカル率+30%
普通は通常攻撃に纏闘飛刃(射程1-2)をつけているはずなので、使うことはないだろう。
散射
目標方向に3x3マスの70%範囲物理ダメージ。
移動-1を2ターン与える。
悪くないスキルだが他に有用なスキルが多いホーマにとっては存在感がない。ファカールに伝授してもらえないだろうか。
寒氷撃
普通は使わない。
穿心
単体物理150%ダメージ
相手が負傷状態の時、与ダメ+20%
相手が瀕死状態の時、与ダメ+40%
シンプルながら高倍率で思った以上にダメージが出る。ツリーで反対にあるインコカーニバルにどうしても目を奪われがちだが、これはこれで十分実用できる威力があると思う。ちょっとコスト重いけど。使う使わないに関わらず、攻撃+3%がつくのでひらめかざるを得ない。
哈沙拉姆狂歡節
対象キャラ、及びバロール(インコ)が滞空しているキャラが「喧鬧」を獲得する。
同対象から各2マス内の敵に60%の物理範囲ダメージを与え、アクティブスキル禁止、パッシブスキル禁止を2ターン与える。
技能使用後、対象の頭上にバロールが2ターン滞空する。
喧鬧:
単体攻撃を回避する(毎ターン1回まで)
味方に対して使う。回避を付与し、その味方から2マス内の敵に範囲攻撃してパッシブスキルとアクティブスキルを2ターン封じ、さらにインコによる追撃準備状態になる。これはこれでかなり強いがコストCTが重いのと、他に有用なスキルが多いため枠が足りず、常時装備するかは人によると思う。ココアやターイルと組ませると使いやすくなるが、そうすると支援キャラ過剰になってしまい出力不足でかえって時間がかかることにも繋がる点は注意がいる。
使用感
ホーマは派手な高威力スキルこそないが追撃を含めると十分な射程と威力を持ち、補助・回復は本職顔負けの充実ぶり。いるだけであらゆるステージの難易度を下げるくらいのインパクトがあり、文句なしに取得をオススメできる便利な強キャラである。
同じく万能つよつよキャラのココアもそうだったが、何かのついでに回復する量と範囲がついでのレベルではなく、彼女たちのスタメンを不動の地位にしている。ココアは回復量がHP依存だったがホーマは物攻依存なのでなるべく盛ってあげよう。使わないスキルでも攻撃+3%目当てに開けてよい。
装備に関しては、攻撃も回復もできるキャラなのでプレイヤーの方針に左右され、「これで決まり」という雛形を作るのは難しい。一応筆者の考えとしては、武器は英霊の弓。単純に物攻が上がるのと出力サポートも兼ねられるのでホーマに適している。星5以外はEN不足が起きるので豊穣の弓もいいと思う。防具はナイフ射出ガントレットで、ナイフに追撃が発生するのが文句なしに強いので基本はこれでよい。なんやかんやで常に回復しているので常磐の守りも活かせるし、行動速度が高いのでオーギュストのノートも使える。タロットは…一番困る。筆者はEN回復したらもうけもんという適当な考えで運命をつけているが、魔術師や法皇で出力を上げてもいいし、女教皇で回復アップしてもいいと思う。いずれにせよ物攻チューンを忘れずに。刻印は剣+杖、聖杯+聖杯、杖+杖もありだろう。ホーマの役割に何を期待するのかによって変わる。
彼女のペットは戦闘に耐えるくらいデカいのでインコではなくオウムのほうがしっくりくる気がしたのだが、ちょっと調べたら大型のインコも結構多いようで、コンゴウインコはヒトの赤ちゃんくらいのサイズ感がありそうだった。相手がその辺のカラスであっても殺意を持って頭上から襲ってきたら勝てる自信はない。人間は頭上からの攻撃に弱いため、金属製の兜でもない限り戦闘訓練を受けた大型インコの急降下アタックは相当な脅威と言えるのではないだろうか。