エストラ

名前クラスレアリティ
エストラ
伊斯特拉
アサルターSSR
画像所属武器
漂泊者

筆者のプレイ体験における使用感です。スキルやビルドは参考例で、絶対の正解ではありません。

雑感

魔女ハンターの女性。一人称は「俺」。ある理由から伝説の魔女ルヴァタを長年探し歩いているようだが・・・?

実装して間もなくサイレントナーフされ、発覚して炎上した。
どうでもいいけど立ち絵と顔グラが全然違う。

エストラのポイント
・移動力、中射程、追撃、再行動を併せ持つ単体攻撃特化の高機動タイプ
・魔攻が高い敵に対するアンチユニットだがそれ以外の敵にも高い火力を出せる
・敵のENを減らせるため擬似的なスキル封印が可能

個性

跳躍できる。
行動開始時、魔防150%で魔法シールドを獲得する。
攻撃時、自身の魔法シールド値の25%35%を物攻に加える。

攻撃前、目標のENが1欠けている毎に、与ダメ+4,5,6,8,10%(最大12,15,18,24,30%)。
ENがない敵を攻撃する時、物攻+0,10,10,20,20%。
[魔攻>物攻]のキャラクターを即時スキル以外でアクティブ攻撃する時、対象のENを1,1,2,2,2だけ消去し、さらに物攻の30,30,60,60,60%で物理ダメージを与える。
行動終了時、自身のリアクションと職業スキルのCTが0,0,0,0,1減少する。

炎上から数日後に公式が出したコメント。物攻に加算するシールド値を25%→35%に変更。

シールド値は自身のHPを超えないので、最大HPを伸ばす=最大火力を伸ばすということ。最大HPを単体火力に転化する仕組みがキアと被るため装備セットを流用しやすい。

HP10000の場合、シールド値の差でこれくらい予測ダメージが変わる。シールド維持のため魔法攻撃を受けたくないので本来の役割である魔道士キラーとしての運用に支障が出るのが強いて言えば不満。

初期スキル

掣影閃撃
(物理ダメージ)目標の背後に移動し、4マス再移動できる。再移動する前に通常攻撃を1回行い、かつ攻撃前に与ダメ+40%と援護無視を得る。敵を撃破した場合は各ターン1回まで再攻撃できる。

敵撃破で再行動が可能、EN2・CT0なのでコル+連刺のようなイメージ。コルの再行動を毎ターン実現するには星5への育成が必要だったが、エストラは初期から使えるので手軽だ。

このスキルは「敵の背後に移動して通常攻撃を行う」という性質のもので、通常攻撃に裂脊刺をセットしておけば「バックアタック時に物理シールドを無視する」効果が乗る。援護無視と合わせて裸の相手を殴れる可能性が高い。

ENさえあれば連発できるので、移動(5マス)→背後に移動して敵を撃破(3)→再移動(4)→背後に移動して攻撃(3)→再移動(4)、というムーブができるので1ターンに歩ける範囲がのべ19マスと尋常ではない。後方にいるやっかいな魔法系に一気に詰め寄って確殺できる。

ランク1

猟魔陥穽
(支援)即時。トラバサミを1つ設置する。

トラバサミ:
陥穽。キャラクターが通過または停止時、最大HPの10%の貫通ダメージを与え、行動を中断させる。

普通は使わない。

雷霆飛矢
(パッシブ)即時スキル以外の単体アクティブ攻撃時、目標にボウガンを放ち30%の物理ダメージを与え、ENを1減少させる。またアクティブスキル禁止、EN回復禁止を2ターン付与する。

非常に使い勝手のいいパッシブ。30%の追撃はかなり強力だし、それに耐えたとしても敵は通常攻撃しかできなくなる。

ランク3

掣影歩
(支援)即時
敵の背後に瞬間移動し、目標のENを2奪い、さらに目標のENを2減少させる。

デバフやCCではないのでエリートやボスにも普通に効く。そうした敵は普通のENスキルではなくCTで制御されている事が多いので使い所はそうそうないが、刺さる敵は完封できてしまう。

鈎鎖
(デバフ)即時
十字範囲4マス内の敵を引き寄せ、パッシブ禁止を1ターン与える。

エストラは移動力が高いので相手を引っ張るより自分が動いて背後に回るほうがラク。

ランク5(リアクション)

防御魔法
(リアクション)アクティブな魔法攻撃を受けた時、被ダメージ-15%

多分使わない。

掣影迷蹤
(リアクション)自身範囲3マス内かつ側面・背後の敵からアクティブ単体攻撃される前、目標の背後に瞬間移動して50%の通常攻撃で先制し、目標の行動を中断させる。

ダメージを受ける前に転移して背後から殴る。変な場所に転移してしまうと囲まれてボコされたり、翌ターンの行動に支障が出る点はコルのリアクションと同様である。

ランク7

御魔之姿
(支援)即時
物攻80%の魔法シールドを獲得し、魔防+40%を2ターン得る。

シールドが解除不可だったら使いたいが2ターンで消えるのはちょっと困る。

魔薬
(選択)「暗噬之血」または「御魔之水」を選んで使用する。

選択スキル:御魔之水
即時
自身のデバフを解除し、ENを1回復、「御魔」を得る(4ターン)。
効果終了時、攻防-8%(3ターン)を得る。
戦闘中1回しか使えない。

御魔:
(シールド)防御+30%。物攻150%の魔法シールドを得る。魔法攻撃を受ける前に控制(行動阻害)無効を得る。

デバフ解除やEN回復はおまけで、初手で魔法シールドを張るために使う。個性のところで見たようにエストラは魔法シールドの量が与ダメに直結するので、常時魔法シールドを厚くキープしておくことが肝要となる。個性の効果で毎ターン少しずつシールドは増えていくが、速攻をかます際にはこのスキルを使う必要があるだろう。ちなみにエストラ実装時点で任意に魔法シールドを張れるのはエストラとカリスだけである。

御魔の効果に『被魔法攻撃前、獲得[免疫控制]』と書かれているが、ターイルの頃からいまだに免疫控制と免疫定身の違いがよく分からない。ごめんなさい。

選択スキル:暗噬之血
即時
ENを1回復し、「暗噬」を得る(4ターン)。
効果終了時、攻防-8%(3ターン)を得る。
戦闘中1回しか使えない。

暗噬:
(バフ)クリティカル率+45%、30%生命吸収、個性による「目標のEN減少による与ダメアップ」が倍になる。

高い移動力により突出先行しがちなエストラにとって吸血はありがたい。
目標のEN減少による与ダメアップ効果は
>攻撃前、目標のENが1欠けている毎に、与ダメ+4,5,6,8,10%(最大12,15,18,24,30%)
であるから、「エストラが星5・最大EN3の敵がEN0の場合」を考えると、30%x2で60%の与ダメアップになる(ついでにEN0の敵を殴ると物攻+20%という効果が別にある)。シールドが満タンの時にこの効果をフルで乗せたらいったいどれくらいのダメージが出てしまうのか、育成が楽しみになる逸材と言えよう。

ちなみに戦闘中1回しか使えないとあるが、御魔之水と暗噬之血、それぞれ1回ずつという意味。

ランク9(通常攻撃)

狂熱撃
(通常攻撃)2回x50%物理攻撃。ダメージの20%を吸収する。

使いません。

裂脊刺
(通常攻撃)単体物理110%ダメージ。バックアタック時、目標の物理シールドを無視する。

110%と倍率が高い上、バックアタック時に物理シールドを無視するという素晴らしい特性を持つ。シールド持ちは緑に多いためクラス相性に難点はあるがそれでも有用。なお初期スキルの掣影閃撃、リアクションの掣影迷蹤、いずれもセットしている通常攻撃を用いるため、バックアタックならシールド無効もちゃんと発動する。ゴイスーである。

ランク11

厄運替身
(パッシブ)即時以外のアクティブ単体攻撃を行う前、目標のバフを3つ奪う。また攻撃後に自身のデバフを3つ相手に押し付ける。もし目標にバフがなく、かつ自身にデバフがない場合は、自身がランダムなLv2バフを4つ得る(2ターン持続)。

多分使わない。

百無禁忌
(物理ダメージ)単体攻撃。リアクションを無視する。最初に40%のダメージを与える。続いて100%のダメージを与えるが、攻撃前に目標のENが1欠けているごとにダメージは30%ずつ上昇する(最高190%)。敵を撃破すると自身のENを3回復する。

条件が揃った場合の倍率40%+190%は極めて高い。ここに雷霆飛矢の追撃30%、シールド値やら相手のEN状態やらでさらに加算されることを考えると実装時点で最高の単体火力と言ってよいだろう。同射程・単体火力の掣影閃撃と比べて威力は出るが消費も大きく毎ターン連発とはいかない。ボス戦では百無禁忌、雑魚戦では掣影閃撃と使い分けるのがよさそうだ。

使用感

コルがバージョンアップしたようなイメージのキャラで、実装されるやいなや単体火力ランキング筆頭に躍り出たバケモン。ちょっと前にキアという単体攻撃のエキスパートが出て結構強いぞとか言っていたら、わずか2キャラしか挟まずにあっさりそれを塗り替えてしまった。

魔法シールドさえ維持しておけば相性不利の緑であっても殴り倒せるだけの攻撃性能を持ち、1ターンでマップの端から端まで歩けるほどの機動力を備え、やっかいなスキルを持つ敵はEN減少で封殺、やばい敵に狙われても単体攻撃ならリアクションで先制回避する、魔法シールドを常備しているので魔法も耐えるなど、総合的には間違いなく最強の一角。防御は紙だが個性のためにHPを盛る必要があり、結果的に弱点の生存性を補っている。

スキルツリーでHPと攻撃を両方開けようとするとランク9以外は全部開けになるが、絶対使わないスキルまで無理にひらめく必要はないと思う。