雑感
デバフ特化のボス攻略要員。スキルは地味で活躍している印象はほぼないが、立っているだけで一定の仕事ができ、後半のやっかいな強敵は噛み合わせ次第で楽勝にできるポテンシャルを秘めている。
深淵の心のポイント
・手強いボス戦で活躍する強力なデバフ特化キャラ
・通常ステージでは出番がないので育成優先度は低い
個性
魔攻+15%
行動終了時、自身範囲4マスの敵2体にランダムなLv2デバフを付与
ボスから4マス以内に立っているだけで常時デバフがかかる。
侵蝕術
単体に85%魔法ダメージ
ランダムなLv2デバフを2つ付与する
彼女のアクティブスキルはこれ1つで十分。個性と合わせて毎ターンLv2デバフが3つずつかかる。
ボスの近くでこれを連打し、最後まで死なずにいさえすれば彼女の仕事は完了である。
陣営オーラ:漂泊者
フィールド上の漂泊者陣営に味方に対し:
攻撃+10%、防御+20%
初期プールでは強力な漂泊者が少ないので使う機会がなく、そのまま存在を忘れてしまいがち。
催眠
単体に35%魔法ダメージと2ターンの睡眠を与える
睡眠:行動不能 ダメージを受けると解除
耐性のない敵は100%眠るので、ボスの取り巻きに使ったりする。
極暗波動
対象から2マス以内の敵に70%魔法範囲ダメージ
パッシブ禁止、リアクション禁止を与える
ほとんどのボスはCC(行動阻害)に耐性を持っているため効かない。ボスが召喚してくる雑魚を散らす時に使うことがなくもない。
使用感
乱暴に言ってしまうとこのゲームは「バフゲー/デバフゲー」である。補助スキルで与ダメや被ダメが3割4割変動するのが当たり前。基礎パラメータや装備がいくら強くても相手がガチガチの防御バフを抱えていれば全然通らないし、逆にバフデバフを駆使すればレベルが20も上のボスを狩ることだってできてしまう。強キャラぶっぱの雑プレイでストーリーを進めていると、これらの基本的なメカニズムを理解しないまま高難度マップにぶち当たって困惑するかもしれない。
そのうちのデバフ部分を担当している1人が彼女で、立ってるだけで個性とパッシブによりLv1~2のデバフを複数撒き散らし、コストEN1の侵蝕術でさらにLv2のデバフを2個与え、通常攻撃でパッシブ封印、範囲攻撃でリアクションを封じることもできてしまう。本作のボスは行動阻害系には強いがステータスダウンのデバフは通ることが多く、彼女が近くにいるだけで攻撃も防御も半減した状態での戦闘を強いられることになるわけだ。
一方で群がる雑魚相手にはデバフや封印をチマチマかけるよりも単純なダメージで焼き払った方が手間が少なく、通常ステージに彼女の出番はない。
刺さる強敵相手には非常に頼もしいが、汎用マップでレギュラー起用するキャラではないため育成優先度は低い。ボス相手に彼女自身のダメージ出力は期待しないため他のメンバーよりレベルが低くても問題にはならないだろう。難敵に苦戦することがあれば彼女の存在を思い出して欲しい。今まで堪えられなかったボスの一撃がヘナチョコになり、きっと女神のように見えるはずだ。
装備は基本的になんでもいい。出力が重要な他のキャラのおさがりで十分。魔防の高さを利用してタゲを引き受ける場面が稀にあるため、魔法ダメージをカットできるように叱責仮面と刻印のコイン+聖杯でケアしておこう。タロットは審判が似合う。
深淵の心がいない、または編成枠の関係で使えない場合、複数の出撃メンバーに災害瓶を持たせることで代用できる。後半では必須級の装備なので覚えておこう。刻印の使い分けも考えると完凸災害瓶は何個あっても困らない。
即時:ランダムなLv2デバフを2つ付与する