ルカマール

名前クラスレアリティ
ルカマール
露卡瑪爾
アサルターSSR
画像所属武器
エラマン
疾走如風
移動力速度
5190

筆者のプレイ体験における使用感です。スキルやビルドは参考例で、絶対の正解ではありません。

雑感

エラマン帝国の君主・大ハーシャーの位に座す女性。謎めいた物言いで人前に裸体をさらすことを厭わず、どこかこの世のものではないような雰囲気をまとっている。先代大ハーシャーが病没し幼くして後継者となったが、政務は宰相に丸投げして自分は宮殿の浴場に入り浸っており、一部の貴族からは疎ましく見られているようだ。王であるがゆえに不自由であり、風のように変幻自在であろうとする。敵か味方かいまだ見えない存在である。

ルカマールのポイント
・「エネルギー」を持たず、すべてのスキルを消費EN0で使える。
・個性に陣営オーラとアクティブな陣営バフが組み込まれており、エラマン編成で真価を発揮する。
・火力は高いが着実なヒット&アウェイが必要で、オートで無双するキャラではない。

個性

◆[跳躍]可能
◆追加スキル[赦心]、オーラ[帝王原初烙痕]を擁する。
◆エネルギー値を持たず、自身のスキル消費ENは常に0。
◆物攻が5,10,10,15,15%上昇。戦闘開始時に10,11,12,13,14層の[帝血之力]を獲得し、行動終了時にさらに2,3,4,5,6層獲得する。
◆(星2以上)攻撃後、[易傷2,2,2,3]を付与する(2ターン)。
◆(星3以上)[赦心]は[風舞斬]効果を誘発する。
◆(星5のみ)[風舞斬]使用後、次に使用するアクティブスキルは与ダメ+30%。

【帝血之力】
最大15まで蓄積可能。消費して[赦心]を使用できる。

【赦心】
(支援)[即時]、[帝血之力]を10消費し、フィールドの全<エラマン>陣営所属の味方が[解放]を10獲得する。

【帝王原初烙痕】
陣営オーラ。フィールド上のすべての<エラマン>陣営所属の味方に攻撃+10%、防御+20%。
与ダメ・与貫通ダメージ、持続ダメージ+5%([解放]を持つ時、追加で+10%)。

【風舞斬】
強制的に自身範囲3マス内で最も近い2名の敵を選び、60%の物理範囲ダメージを与え、さらにリアクションスキル[鎮悪]のCDを0にする。

物攻増加[帝血之力]初期/毎ターン獲得[易傷]付与[赦心]追加効果その他の効果
+5%10層 / 2層なしなし[跳躍]・[赦心]・[帝王原初烙痕]を所持、エネルギー消費なし
★★+10%11層 / 3層[易傷2]なし
★★★+10%12層 / 4層[易傷2][風舞斬]を追加発動
★★★★+15%13層 / 5層[易傷2][風舞斬]を追加発動
★★★★★+15%14層 / 6層[易傷3][風舞斬]を追加発動[風舞斬]:次回主動技能のダメージ+30%

「ENがなく消費ENは常に0」という特徴を持つ。スキルにENが設定されていても当人が装着すると0になる。ただしCTの影響は受けるので無制限にスキルを使えるという意味ではない。他人のスキルを奪えるわけでもないので正直あまり輝いているとは思えない個性だ。

ターン経過で帝血を蓄積し、溜まったら個性スキルの赦心を使う。それで自分を含むエラマンユニットが解放+10されて各々のステータスや対応するスキル性能が強化される。味方の強化と並行して、長射程の瞬間移動バックアタックで浮いた駒を刈り取ったり、解放で強化された範囲攻撃で敵集団を削るのがルカマールの基本方針となるだろう。

このゲームは必ずと言っていいほどスキル説明の中に別のスキルや固有バフの名前が入っているので直感的に理解しづらいのが難点。[帝血之力]を貯めて[赦心]を使い[解放]を撒こう!と言われてもすぐ理解できるはずがない。筆者は他の中華ゲーも翻訳しながら遊んでいるが鈴蘭は解読に要する時間が桁違いだ。このサイトの更新がいつも遅いのはそういう事情があり、決してサボっているわけではない点をご理解賜りたい。

初期スキル

血雨迴風

(物理ダメージ) 自身範囲3マス以内の任意の敵を選択、即時その背後に移動し、160%のダメージを与える。攻撃後、行動開始時の位置に戻り、さらに3マス移動でき、5層の[解放]を獲得する。

【解放】
・[解放枷鎖]スキルを使用時、1層ごとにクリティカル率が2%上昇、最大10%。
・指定された層数を所持している時、[解放枷鎖]タグのあるスキルに追加効果。
・最大20層まで累積可能。

「攻撃後にターン開始時の位置に戻ってから3マス再移動できる」のが特徴でヒット&アウェイに適する。バックアタックで160%なのでダメージの期待値が高い。使い勝手はかなり良いが、他と入れ替えるならこれかなという感じ。

ランク1

沙海詭步

(支援)[解放枷鎖]、[即時]、自身を中心とした範囲3マス以内の任意の[空地]へ瞬時に移動する。目標が[沙塵]地形マスの場合、地形を消去し、[解放]を3層獲得する。スキル発動後、以下の層数に応じて追加効果を発動する。
※5層の場合、スキル発動後、[回避]を獲得(2ターン)。
※10層の場合、5層の効果に加え、スキル発動後、[△暴撃2]を獲得(2ターン)。

【解放枷鎖】
技能タグ。[解放]の累積数に応じて追加効果が発生する。

【解放】
・[解放枷鎖]スキルを使用時、1層ごとにクリティカル率が2%上昇、最大10%。
・指定された層数を所持している時、[解放枷鎖]タグのあるスキルに追加効果。
・最大20層まで累積可能。

エラマンの第2世代キャラは「解放」バフを累積することで「解放枷鎖」と書かれたスキルが強化される。沙海詭步の場合は解放5でスキル使用後に回避獲得、解放10で回避とクリティカル2を獲得する。

要するに3マスジャンプして回避を獲得し、砂塵効果があれば消去してしまうというのがこのスキルの特徴。特に使う場面はないと思う。

沙海戰士

(パッシブ)[致盲]無効。アクティブ攻撃後、もし目標が[土地]、[沙地]、[荒地]、[流沙]地形にいる場合、攻撃の10%の[沙属性][貫通ダメージ]を付加する。

【沙属性】
[土地]、[沙地]、[荒地]、[流沙]地塊に[沙塵]効果を発生させる。

【沙塵】
キャラクターが停まった時、単体ダメージのスキルが使用できない。
・沙属性以外の範囲攻撃を受けると解除
・[致盲]無効のキャラクターには効果がない

砂漠や荒れ地のようなマップでエラマン陣営以外を相手にする時は活躍するかもしれない。

ランク3

斷罪刃舞

(物理ダメージ) 目標を1つ選択し、その背後にワープ移動する。
(目標が味方の場合)ワープ移動前に[風舞斬]を発動する。
(目標が敵の場合)ワープ移動後に[風舞斬]を発動する。
付帯パッシブ:すべての[風舞斬]攻撃後、[致盲]を1ターン付与し、かつダメージが倍になる。

【風舞斬】
強制的に自身範囲3マス内で最も近い2名の敵を選び、60%の物理範囲ダメージを与え、さらにリアクションスキル[鎮悪]のCDを0にする。

敵陣に飛び込んで風舞斬、または敵前から味方の後ろに逃げ込む前に風舞斬。射程は5と長いので便利。
その上パッシブで風舞斬のダメージは倍加する上に盲目まで与えるので非常にお得。

終焉血舞之章

(物理傷害) [解放枷鎖]
単体160%のダメージを与える。
もし下記の[解放]層数を持っていれば、対応する解放層数を消費して効果を発動する。
5層持っている場合、攻撃前に、物攻が50%上昇する。
10層持っている場合、5層の効果に加え、目標範囲3マス以内の全ての敵に追加で攻撃し、80%の[範囲傷害]を与える。

解放をチャージしてこれをブッパするのが基本。このゲームには珍しく余計な効果のないシンプルなダメージ技である。こういうのでいいんだよ(翻訳作業的に)。

解放を5あるいは10消費してしまうが、ルカマールは自動的にすぐ溜まし解放の使い道もこのスキルくらいなので特に問題ないだろう。ランク1の沙海詭步をつけている場合は解放効果が消えるので注意。

ランク5(リアクション)

解放‧堅韌

(リアクション) [受傷]状態時、[解放]を1層持つごとに、防御を3%増加。

解放は最大20なので防御+60%。割合でいうと凄いが元の防御がペラいので負傷時にアップした所で次に殴られたら死ぬことに変わりはない。あえてこれを使う場面は想定しづらい。

鎮惡

(リアクション) [失焦]を得る。戦闘開始および行動終了時、1回[回避]と[偏斜]を獲得(CD3)。既に[回避]と[偏斜]を所有している場合、この効果は発動しない。

【失焦】
敵はスキル範囲内の他の目標を優先的に攻撃し、所有者を攻撃しない。

【偏斜】
バフ。次に非持続ダメージを受けた時、被ダメ・被貫通ダメージ-50%。効果発動後解除される。

敵の攻撃範囲内にいても他のキャラが「優先的に」攻撃されるというタゲ逸らしスキル。ステルスではないので範囲に自分しかいなければ普通にターゲットされる。向かってきても単体攻撃なら回避可能。殴られた場合でも偏斜で被ダメを半減できるのでアサルターにしては固い。CD3が厄介だが風舞斬を使うとCDがリセットされるため、星3にして個性で風舞斬を発動させたり、ランク3の断罪で風舞斬を使ってどんどんリセットしていこう。

偏斜は重複できないが回避は他のスキルで得た場合は重複する。

ランク7

舞風之祀

(支援)[祭舞]オーラを得る。効果は次の行動開始まで持続する。
付帯パッシブ:戦闘開始時、スキル[赦心]の効果を発動(対応する[帝血之力]を消費する)。1戦闘で最初の[断罪刃舞]が[即時]になる。

【祭舞】[祭舞・雨露]及び[祭舞・天赦]を擁する。
【祭舞・雨露】ルカマールから5マス以内の味方が単体攻撃を受ける、あるいは[ルカマール]の次の行動開始時、[ルカマール]から回復を受ける。回復量は物攻値の60%。デバフを2つ解除、かつランダムでLv2バフを2つ獲得(2ターン)。オーラ持続期間中、各目標に1回のみ有効。
【祭舞・天赦】範囲5マス以内で<エラマン>所属の味方が行動開始、あるいは行動終了時、5層の[解放]を獲得。光環持続期間中、各目標に1回のみ有効。

ルカマールが1ターン踊っている間、5マス以内の味方が単体攻撃されると回復する、解放を5得る(キャラごとに1回まで)というスキルだが実用性はあまりない。

パッシブでは戦闘開始時に赦心を自動使用する。ルカマールより先に動く解放枷鎖持ちのエラマンキャラが多ければメリットがあるが、そうでなければ余計なお世話である。

風之歌

(パッシブ)物攻を20%上げる。[解放]を1層持つごとに、追加で[解放枷鎖]スキルのダメージを2%上昇させる(最大20%)。

シンプルで効果値が高く、ぜひ持ち込みたいパッシブ。

ランク9(通常攻撃)

封印擊

強力擊

ルカマールはスキル消費0なので通常攻撃を頼る場面はほとんどない。

ランク11

沙蝕瓶

(貫通ダメージ) 目標地形の範囲1マス内のすべての敵に、その10%のHPの[沙属性]傷害を与え、[致盲]を付与する(1ターン)。

【沙属性】
[土地]、[沙地]、[荒地]、[流沙]地塊に[沙塵]効果を発生させる。

【沙塵】
キャラクターが停まった時、単体ダメージのスキルが使用できない。
・沙属性以外の範囲攻撃を受けると解除
・[致盲]無効のキャラクターには効果がない

砂属性・割合ダメージ・盲目。CD3。(個性によりEN消費は0)
強力な単体攻撃を持つエリート級を囲んでハメられるなら使えるかもしれないが、そういう場合は致盲無効を持っているような気がする。なら雑魚敵相手にチマチマ妨害するよりさっさと殴って倒したほうが被ダメが少なくて済むよねという結論となる。

無蹤暗影‧改

(支援)1回[回避]を獲得(1ターン)。 [回避]成功時、即時に対象の背後に移動し、100%物理ダメージを与え、再び[回避]を獲得(1ターン)。

1ターンしか持続しないので使い所が難しい。ルカマールは他に回避を得る手段があるので火力を削ってあえて持ち込むほどではない。

ランク13(極限スキル)

(パッシブ) [3級効果], 攻撃力+5%; [背擊]時、ダメージがさらに20%増加する。

シンプルで強い。

使用感

アサルターだがフィールド上の配下たちに大きな恩恵を与える作りとなっている。そのため最終的な実用性評価はこれから立て続けに実装されるエラマンの新キャラたちとの噛み合わせを見てからとなるだろう。

初見の印象では自身の戦闘力もかなり高い。モチーフ武器がバチクソ強いせいもあって本人とモチーフを育てればダメージディーラーとしての使い勝手は最高クラス。長距離を歩ける上にワープして背後を取ったり殴って元位置に戻ったりとトリッキーな動きもできるし強力な範囲攻撃も持っている。失焦・回避・偏斜を持っているため意外にしぶといが、さすがにシールド持ちのディフェンダー複数相手に無双というわけにはいかずボコられて泣いちゃうので注意。とりあえず星3にして赦心のついでに風舞斬を使えるようにしておきたい。

基本ムーブ

・帝血を10溜めて赦心を使用し解放状態へ

・解放10以上で終焉血舞を使用

・帝血が溜まるまでは血雨や断罪で浮いた駒を刈り取る

ポイントは星3で赦心使用時に風舞斬が発動するようになること。即時で撃てるのでターンあたりの火力が向上する。敵2体を巻き込むように使おう。

モチーフ武器 焚罪雙裁

特殊効果の前提条件が厳しいので使いまわしには不向き。実装時点ではイセリンドやアイサ、鈴蘭イナンナも発動はできるがアイサとイナンナはそれぞれのモチーフを持たせたほうがいいと思う。イセリンドはモチーフが防具なのであり。なお幸福感で消費ENを減らせば条件を満たせるキャラはもう少し増える。

[個性]による追加された支援スキルを発動後、エネルギーを消費せず、クールダウンもない場合、追加で[△暴擊2]、[△傷害2]を施し、自身は[淨生霊3]を獲得する。
アクティブ職業スキルで攻撃を行う前、もしエネルギーを消費せず、クールダウンもない場合、自身は[焚罪業3]を獲得する。

【浄生霊3】
クリティカル率が12%上昇し、[焚罪業]の物理攻撃力上昇効果が倍になる。

【焚罪業3】
物攻が12%上昇し、[淨生靈]のクリティカル率上昇効果が倍になる。