雑感
各地を巡業しているウィルダ舞踏団の護衛…なのだが、ノノヴィアやシャックルルたちが普通に前線で戦えるキャラなので冷や飯を食わされている(適当)。確かシャックルルの弟だったような気がする。
イギーのポイント
・初期キャラの中では高い単体DPS
・色々できて便利だが器用貧乏にならないよう注意がいる
・オーギュストが来ると失業する恐れが強い
個性
跳躍と攀爬を所持
攻撃+16%
高地攻撃の場合:攻撃が16%から32%に倍加、穿甲
跳躍:ジャンプ力が3倍になり、溝を飛び越えられる
攀爬:段差を登る時の移動力減衰を無視
穿甲:敵の防御を40%無視
移動力と射程を活かし、あるいは狩猟準備のパッシブをつけて高地優勢をキープするのが基本となる。
通常攻撃
汎用の強力撃と回能撃。ダメージソースは狩猟巨獣なので回能が無難か。
リアクション
行動終了時、敵が6マス以内にいる場合は移動+1、被ダメ減30%
2ターン持続 CT4
正面・側面から攻撃される前に70%の物理ダメージで反撃する
甲乙つけがたい。CT短縮手段があれば狼之警覺でいいのだろうが初期には望むべくもないため先制を使う事が多かった。
狩猟巨獣
単体170%物理ダメージ
敵の最大HP>自身の最大HPである時、攻撃前にクリティカル率+60%、破盾2を獲得
破盾2:ブロック無視、シールド状態の敵に対し攻撃+30%
イギーの最大の長所。ボス敵にこれをぶち込むのが彼の主な役割である。個性やパッシブ、装備で高地攻撃のDPSを盛り盛りにしてぶっぱなすのが望ましいが、射程2あるとは言えボス相手に高地優勢を取れるケースはそう多くないため、水平でも低地でも無条件で高地優勢にできる狩猟準備&イナンナの再行動との併用が基本となる。
十分なお膳立てができればかなりの出力を期待できるが、オーギュストが実装されるとわざわざ高地など面倒な手順を踏まずとも別次元のダメージを叩き出すようになり、イギーの席はなくなってしまう。ウィルダ染めでは貴重なブレイカーとなるので趣味枠として愛でよう。
狩猟準備
行動終了時、HPを10%回復し、狩猟準備状態になる
狩猟準備:攻撃前に高地優勢を獲得
目標を撃破した場合はEN1回復
次の行動開始時まで持続する
さらっと重要なことが最後に書かれているが、行動終了~行動開始までの間しか持続しないため、主に反撃時に効果が出る。能動的な攻撃時に活用するならばイナンナの再行動が必要(再行動は自身の行動ターンとはみなされない)。
灰狼之躍
即時:目標地点にワープする
クリティカル率+15%
即時で高低差±8まで飛べるので段差の多いマップや敵が道を塞いで渋滞する時に重宝する。
遠山的號角
フィールド上のウィルダ陣営の味方に対し:
移動+1 攻撃+10%
敵の危険範囲内にいる場合、追加で速度+100
筆者はウィルダ染め編成を愛用しているのでシャレで使うことがあるものの、普通はいらない。
山地民族
自身が無傷の時、移動+1
高地優勢あるいは攻撃前に高さ+2以上移動した時、与ダメ+20%
無傷の時だけという条件を忘れがちなので注意が必要だが、高所からのダメージをさらに底上げしてくれる。イギーは基本的にボス相手の一発屋運用になるので、高地バフは盛れるだけ盛っておきたい。
使用感
ボスキラーの一発屋だが、満足できるダメージを得るためには高地を確保することが肝心。ボスに高地優勢を取れるマップなら優先的に出撃させたいが、そうでないなら狩猟準備をセットした上でイナンナと組ませて再行動させる、エダに箱を作らせて乗って攻撃する、などのお膳立てが必要となり面倒くさい。その手間に見合うほどか?と言われると少々考えてしまう。
ボス戦を前提としないのであれば、警戒・ワープ・範囲攻撃・バフなど小器用に立ち回れる便利な中衛である。他のキャラ層が薄いうちは十分な戦力になるが、オーギュストやパミーナなどインフレしたバケモンには到底太刀打ちできず埋もれていく宿命。
武器は無銘の棍棒かボーンスピア。防具は照尺しかない。タロットは塔(※イナンナと組んで狩猟巨獣をぶっぱする場合)か法皇、太陽が妥当。刻印は剣+杖で。