エダ

名前クラスレアリティ
エダウォッチャーSSR
画像所属武器
イリヤ
放浪者

筆者のプレイ体験における使用感です。理論値に基づく最終評価ではありません。

雑感

支援的な立ち回りに特化したボウガンナー。範囲バフが目玉なので登場時には「遠距離版のグロリアか?」と騒がれた。派手な攻撃スキルこそないものの、所持するバフ・デバフは紛れもなく一級品。力押しで済む序盤よりも中盤以降で搦手を多用するようになってからの方が彼女の強みを実感できるだろう。

個性は援護攻撃だが期待値は物理30%x1ターン1回(完凸で40%x1ターン2回)と思った程でもなく、これを活かすならランク11の援護攻撃強化のスキル(+130%、+2回)と塔のタロットが必要になる。

初期からの実用的なスキルは引路微光と酒樽投げ(インスタントスキル)のセット。引路微光は「与ダメ30%UP」「魔防+40%」「移動+1」「CC解除」、烈酒は地形効果で乗ったユニットに2ターンの間「魔法防御-40%」「行動速度-150」「移動-1」を付加する。

例として、これと魔術師の烈焔星隕(準備ターンありの範囲攻撃)を組み合わせることができる。バフでカチカチになったボスステージの騎士団も一発でボロボロだ。敵に大したバフのないノーマルステージならこの時点で一掃できる。

この後、横の火炎放射器でティードン以外壊滅した

(1ターン目)敵が寄ってくる→メテオの詠唱開始→酒樽→引路微光
(2ターン目)酒のせいで敵が動く前にメテオ発動

速度が遅くなりがちな弩兵の中でも更に彼女は最も行動順が後ろの部類に属する。アタッカーがスタスタ歩いて行ってベシッと攻撃した後にバフをまくことになるため、効果が出るのは次のターンから。似たような範囲バフを持つグロリアは行動が早くバフの恩恵をアタッカーが1ターン目から受けられる点が異なる。エダを活かすには行動の遅さを逆手に取った戦術が必要とされるだろう。上の画像のマップのようにハマる場面では戦いの趨勢を決定するだけの力がある。

終盤のボス戦ではオブジェクトの隣にいると被ダメが40%減るというパッシブが心強く、スキルで出した箱に乗って即死級の攻撃に平然と耐えつつ高所判定の援護射撃で敵を削る姿はまさにドラクロワの女神。

敵味方の配置が近く、2~3ターンで決着するような小マップ(征服の塔に多い)だとグロリアとエダのバフ&EN回復+ベラ等の範囲攻撃でガサッと削り、ミリ残しは援護射撃でキッチリ回収していく流れでストレスがだいぶ軽減された。

引いた時はこいつ強いんかな…?と半信半疑だったが、使えば使うほど手放せなくなり今ではスタメンの3番手くらいに居座っている。特に酒で行動速度を下げられるため、近づいてきた厄介な敵を遅らせて行動する前にボコり倒せるのが便利。