「代行」機能について

周回用ステージのスキップに”似た”機能です。珍しい設計思想で他のゲームで見たことがないので説明しておきます。課金代行業者のような怪しいサービスの紹介ではありません。

代行って何?

「代行」より「委任」と言ったほうが分かりやすいでしょうか。条件を満たしたキャラを派遣して、ステージを即クリアし報酬をもらう機能です。他のスマホゲーやブラウザゲーでよくある数時間の派遣任務とはちょっと違って、派遣を確定した瞬間にクリア報酬はもらえますが、派遣したキャラに3時間の待機時間が発生します。※待機中でも戦闘には出せます。代行に連続で出せないだけです。

この例だと「Lv45以上のキャラが3人必要」

代行自体には枠の上限が(多分)ないのですが、所持しているキャラは有限ですので実質キャラ数が派遣上限となります。ただし1日2回くらいまとめて代行に出せばスタミナがちょうどいい具合に尽きるので、上限についてはそれほど心配いりません。

現在代行に出しているキャラと帰還予定時刻は左下の「代行記録」を押すと見られます。

代行の対象となるステージは?

「交差する世界」のうち、「記憶の奪還」と「征服の塔」を除くステージが対象です。またイベントの周回用ステージも対象になる場合があります。

出撃ボタンの隣に代行と表示されているステージがそれです

代行の解放条件は?

「愚者の旅路」2-15クリアで解放です。これが使えないと日課の消化が億劫なので、このゲームを開始したら寄り道せず2-15クリアを目指しましょう。

代行を強化する「タコの缶詰」

この世界の文明レベルがよく分からないのですが缶詰は普及しているようです。史実では19世紀の発明なのでほぼ現代の産物。それ以前は瓶詰めですね。ストーリー的にはマイサが楽園に持ち込んだタコ缶を猫に与えた所たいへんお気に召し、それ以降は隙あらば催促しているような感じだったかな(うろ覚え)。

しかも缶切り不要のフルオープンエンド型!20世紀後半の技術です

このタコ缶を持っていると代行ボタンに缶詰マークがつきます。

この状態で代行を押すとタコ缶を消費するかどうか訊かれました。

ここでタコの缶詰を使うことでキャラ選択せずにスタミナ消費だけで代行を完了させることができます。派遣キャラの条件がきついステージ(タロットなど)に優先して使いましょう。

デメリットとして普通の代行ならキャラに多少の経験値と好感度が入りますが、キャラ選択しないのでそれがありません。まあ微々たるものですから気にするほどではないと思います。なおスタミナ消費した分のプレイヤー経験値はちゃんと入りますので安心してください。

スタミナは溢れそうなのにLvやランクの条件を満たしたキャラがいない!というピンチを救ってくれる便利なタコ缶ですが、入手法はイベント報酬やメール配布限定となっていて、しかも消費期限つきです。これまでの経験では1日2~3個使えるくらいのペースで手に入りました。

まとめ
・代行はスキップのようなことができる機能
・愚者の旅路2-15クリアで解放
・キャラを派遣して即時ステージクリアすることができる
・派遣したキャラを再度派遣するまで3時間待機が必要(戦闘は可)
・タコの缶詰を消費してキャラ不要で代行できる

素材集めで周回するステージを毎回手動でクリアするのは大変なので、一度クリアした後はスキップを実装しているゲームが多いが、たまにこのような独自の制限を課してくる開発者がいてプレイヤーからすると困惑する。

実際このシステムはプレイアビリティに貢献しないためかなり不評で、台湾では何度も小出しに制限緩和している。いっそ撤廃して普通のスキップにして欲しいものだ。