グロリア

名前クラスレアリティ
グロリア
歌洛莉亞
ウォッチャーSSR
画像所属武器
騎士連合

筆者のプレイ体験における使用感です。スキルやビルドは参考例で、絶対の正解ではありません。

雑感

類似キャラが少なく替えが効かない「バッファーとDDのハイブリッド」。重装の割に行動速度に優れディフェンダーの次に動き、回復以外は何でもこなせる万能ユニットで、四天王の一人に数えられる。

ロンギヌスを投げて手放すと本人は剣に持ち替えてスタンスが変化するため行動のバリエーションが非常に多彩。
変化後の剣スキルはwikiなどの一覧表にも載っていない事が多いので、使いこなすには知識と慣れが必要になる。

大国間の謀略が渦巻く舞台にあって、あくまで個人の信念や騎士の誇りを行動規範とする戦乙女。純粋さは美徳だが世間知らずとも言え、政治的な駆け引きは師であり副官でもあるティードンが担っている。

グロリアのポイント
・槍モードと剣モードで性能が大きく変わる
・本人の戦闘力は育成前提なので序盤は過信しないこと

個性

攻撃+20%
戦闘開始時、自動で聖槍技・掲旗を使用し、「揚旗」オーラを得る
槍を手放すと揚旗オーラを失い、以下の効果を得る
・潜在発現(2ターン)
・移動+2
・対象の防御を50%無視

揚旗:
自身から3マス以内の味方ユニット(自身は除く)に対し、攻防+12%

潜在発現:
攻撃+20%、防御+40%、ステータスデバフ無効

最初に自動で旗槍を掲げてオーラを獲得し、槍を持っている限り永続する。
槍を投擲して手放すとオーラが失われ(床に刺さった槍がオーラを発するようになる)、代わりに本人は剣モードにチェンジ。潜在能力が発現しまさに覚醒と言っていいほど劇的に強化される。
ただしこれらは個性完凸した場合であり、それまでの戦闘力はワンランク落ちる点に注意。

通常攻撃 貫徹正義之槍/貫徹正義之剣

貫徹正義之槍

対象と周囲1マスの敵へ70%物理ダメージ
揚旗オーラがない時、このスキルは貫徹正義之剣に変化する

貫徹正義之剣

単体に100%物理ダメージ
敵の正面から攻撃する場合は130%になる
揚旗オーラがある時、このスキルは貫徹正義之槍に変化する

威力70%の物理範囲攻撃。
集団戦には強いが指向性ギミック(火鉢など)を使えないのと、樽など余計なものを巻き込んでしまうことがよくあるので注意。

変化後は単体攻撃となり威力アップ。
敵の正面から攻撃すると+30%の補正が乗る。

聖槍・ロンギヌス/聖槍技・揚旗

聖槍・ロンギヌス

空き地マスを対象とし、範囲2マスの敵に80%の物理範囲ダメージ
旗幟を召喚し、自身は揚旗オーラを失う
揚旗オーラがない時、このスキルは聖槍技・揚旗に変化する

旗幟(オブジェクト):
フィールド上の味方全体に攻防+15%
一定ターンで消滅する

聖槍技・揚旗

即時
自身と3マス以内の味方に移動+1を付与
自身は揚旗オーラを得る
このスキルは聖槍・ロンギヌスに変化する

グロリアの必須スキルその1。ロンギヌスはキリスト教で最も有名な聖遺物の一つだが日本ではもっぱらエヴァ関連で目にする。
空中に飛び上がり空き地マスへ向かって投擲し、範囲ダメージを与える。槍はそのままオブジェクトとして3ターン存続し、フィールド全体の味方に攻防+15%のオーラを付与する。槍は敵のターゲットになりダメージも受けるので破壊されてしまうが、逆手に取って囮にすることも可能。味方の移動を阻害することに注意。

スキル変化後は聖槍技・揚旗となり、使用すると再び旗を持った状態に戻る。槍が床に刺さっているうちに使っても回収はされない(床と手元に同時に存在できる)。バッファー寄りの槍モードと、攻撃特化の剣モードの違いを理解することがグロリア使いへの早道だ。

聖槍技・耀/剣技・円月斬

聖槍技・耀

自身と範囲3マス以内の味方に対し、攻撃+10%、被ダメ-20%を付与
EN1回復
揚旗オーラがない時、このスキルは剣技・円月斬に変化する

剣技・円月斬

自身から2マス以内の敵に90%物理範囲ダメージ
対象が負傷状態の場合、ダメージ+30%
スキル使用後、自身は被ダメ-20%を得る
揚旗オーラがある時、このスキルは聖槍技・耀に変化する

グロリアの必須スキルその2。広範囲に攻撃UP、被ダメ減少、EN回復を同時にばらまく、序盤きっての強力バフ。敵味方の配置が近い場合、1ターン目はまずこれを使い自軍戦力を底上げしてから前進するのがセオリー。

変化スキルは剣での範囲攻撃。敵が負傷していると与ダメがアップするという、グロリアの隠れた嗜虐的な一面を垣間見ることができる(適当)。潜在発現とも相まってダメージは大きく、なぜか被ダメ減少もつくので敵陣に突入してぶん回すと気持ちよくなれる。

必須スキル1と2がスキルツリーの左右に位置しているため、ひらめきの力を使って両方とも取得しよう。

聖槍技・突/剣技・疾風

聖槍技・突

十字範囲内の敵1名に突進し、120%物理ダメージ+2マスノックバック
揚旗オーラがない時、このスキルは剣技・疾風に変化する

剣技・疾風

十字範囲内の敵1名に120%の物理ダメージ
攻撃前の移動1マスごとに与ダメ+10%(最大50%)
揚旗オーラがある時、このスキルは聖槍技・突に変化する

突進して敵を2マスノックバックする、グロリアの槍技としてはシンプルな部類。個人的にはよく使うが、これを外してオーラにしている人もよく見かける。

変化後は剣での突き技となり、攻撃前の移動距離に応じて50%まで威力上昇。剣モードになった時に移動力+2されるため長距離移動ができ、ダメージソースとして普通に期待できる。CTは長いもののENを使わないので円月斬とも共存可能。

上級陣営オーラ・騎士連合

騎士連合所属の全味方ユニットに対し:
攻撃+10%、防御+20%
アクティブ攻撃の与ダメ+12%
反撃を受けた時の被ダメ-24%

効果は悪くないが、序盤のキャラプールでは騎士連合に飛び抜けたキャラがいないのでグロリアの自己強化で終わってしまうことも多く、恩恵を受ける機会が限定的になりがち。オーギュストやシモーナが出てくると騎士団染めも面白くなってくるだろう。グロリアは他に有用なスキルを多く持つので枠のやりくりには苦労させられる。

リアクション

回撃

正面・側面からアクティブ攻撃された時、相手が攻撃範囲内にいれば、70%ダメージの通常攻撃で反撃する

正面防御

正面から攻撃された時、被ダメ-30%

リアクションスキルは両方とも使い所がある。カウンターは普段使いに向いており、正面防御は攻撃が激しいボス戦で頼りになる。

もしリセマラ等で初期にグロリアを入手し、まだゲームシステムへの理解が追いついていない状態のプレイヤーであれば、グロリアの生存性を高めるために正面防御から優先して取るのがいいと思う。そしてシナリオボスに対し正面を向くことを心がけよう。グロリアは意外と防御が低く、アサルターと同程度しかないのだ。

使用感

ニーベルンヴァレスティばりの槍投げは迫力あるが、槍モードは旗オーラと範囲バフ+EN回復で周囲を鼓舞し強化する「筋肉サークルの姫」的な側面が強く、防御性能は高くない。単騎で斬り込んで脳筋無双するような性質のキャラではないため、騎士団らしく部隊と足並みを揃えてバフを整えながら進軍しよう。

剣モードはスキルが攻撃特化になり、同時に個性の潜在能力解放が発現して戦闘能力が大幅に上昇する。槍を掲げ、バフを炊いたら投擲、剣モードにチェンジして敵を斬り伏せ、槍を回収したらまた掲揚する…という流れが基本になるだろう。個性が極まるとさらに移動力が増え防御無視までつき、攻撃役としても一線級になる。入手したら最優先で記憶の欠片を集めたい。

おすすめ装備は範囲攻撃強化のダブルハルバード。防具は反撃重視なら晶石爆発鎧、本人の素早さをいかして支援させるならオーギュストの古い手記。タロットは物理チューンの魔術師がおすすめ。刻印は剣+杖で問題なし。

彼女を最強キャラと評価するサイトも多いが真価を引き出すには本作特有のメカニズムをしっかり理解し育成を極める必要があるため、序盤で引けたからと言って彼女1人で突撃して戦局を変えるような過剰な期待はしない方が吉。

Lv15で解禁されるランク3のスキルは迷わずひらめきの力を使い左右両方取得しよう。