| 移動力 | 速度 |
|---|---|
| 3 | 208 |
雑感
ルチア編「氷と血の路~追放された無能者、仲間を集めてちょっと革命しちゃいます~」のキーマンであり被差別者集団「追放者」のリーダー。役目上、厳しいことも言うが本来は弱者を見捨てられない世話焼きの姉御肌である。いい人なんだけど、鈴蘭のキャラは舞台設定や境遇の割に倫理観が高く潔癖な人格者が多くてちょっと食傷気味ではある。中世で生きるのに必死な人たちの欲求や思想はもっとシンプルな気がする。
ルチア帝国は先天的能力主義で、成人してもトーテムが覚醒しない(動物に変身して能力を行使できない)者は女神の寵愛を受けることができない罪人、「不浄者」とみなされ排斥される。厳しい自然環境の中で生存するために無能者は冷遇・追放される仕組みが出来上がっており、親たちは我が子が不浄者となることに怯えて暮らす。そうした社会への問題提起が今回のテーマとなっているようだ。
アンナのポイント
・高火力の警戒ボウガン射手
・陣営に関係なく警戒や反撃を強化するオーラを持つ
・ルチア編固有ギミックである[自然守護]へのアンチユニット
個性
◆ [冰凍]地形の影響を無視する。
◆ 全ての技能に[高級無視守護]効果を付与。
◆ 行動終了時、[警戒]状態でない場合、自身範囲4マスに[強制警戒]を実行し、2回35%のダメージを与える。警戒は毎ターン最大2回まで誘発。
◆ 行動開始時、1,1,1,3,3層[多重爆裂]を獲得。
◆ 戦闘開始時、0,1,1,3,3層[多重爆裂]を獲得。
◆ 行動開始時、ENを0,0,0,0,1pt獲得。
◆ 戦闘開始時、ENを0,1,1,1,1pt獲得。
◆ 遠距離攻撃時、攻撃+0,0,10,10,15%。[警戒]攻撃時、攻撃+0,0,10,10,15%。
【高級無視守護】
攻撃時、目標の防御を40%無視する。
[自然守護]によって生じる効果を無視できる。
【 強制警戒】
基本的な[警戒]に加え、敵が警戒範囲内でスキルを発動した場合にも警戒スキルが発動する。
【多重爆裂】
特定のスキルで消費され、追加効果を発生させる。効果は最大10層まで重ねられる。
比較的シンプルな個性であり、星レベルによってメカニズムが変化しない。半面、以前のキャラなら個性に内包されていたであろう核心的なパッシブが切り分けられて、個別のスキルへ分散したような印象を受ける。ビルドによって使えるパッシブが異なり運用方法が変わるため、プレイヤーの方針が打ち出しやすくなったと言えるだろう。この点はいい調整ではないかと思う。
個性で重要なのは「高級無視守護」によって全ての攻撃スキルが敵の「自然守護」を無効化できること。ルチア編でしか意味のない限定的な効果だと思うがその分得られる効果は大きい。
行動終了後に自動で強制警戒状態となる。
初期スキル
撃退連撃
(物理ダメージ)自身の十字範囲内の敵1体を選択し、120%のダメージを与え、2マスノックバックする;
【多重爆裂】を2層所持している場合、2層を消費し、対象に対してもう一度攻撃を行う。
ランク1

變形斬
(物理ダメージ)【即時】自身の十字3マス範囲内の任意の地形マスを選択して【突進】する;
目標マスに敵が存在する場合、その敵の隣接マスまで衝鋒し、30%のダメージを与え、【先制】を無効化する。
※突進前、自身の背後に【碎冰】を1個設置し、さらに【▲攻擊2】、【▲傷害2】、【▲移動2】を獲得する(2ターン持続)。
※通過した地形マスは【冰凍】状態になる(2ターン持続)。
物盡其用
(選択)【利用物品】、【拾取觸發物】、【放置碎冰】、【投擲凍傷瓶】のいずれかを選択して使用する。
※【付帯パッシブ】効果:
自身が戦場に設置された【インタラクト可能物体】または【觸發物】(戦場上に配置され、通過または停止時に特殊効果を発生させるもの)を発動した時、【多重爆裂】を2層獲得する(1ターンにつき最大2回まで発動)。




利用物品
(物理ダメージ) [即時]、1個の[物品](上にキャラがいない)を選択し、それに100%の物理ダメージを与える。
遮蔽物に影響されずに火薬樽や軍旗を狙える。
拾取觸發物
(支援) [即時]、1個の[觸發物]を選択し、これを獲得し、直ちに効果を発動する。
床に落ちているアイテムの上に乗らず1~4マス先まで回収できる。
放置砕氷
(支援) [即時]、[砕氷]を1つ配置する。[砕氷]を拾うと追加スキル[砕氷飛刃]を1回使える。
砕氷飛刃
(貫通ダメージ) [無視守護]、[即時]、単体攻撃。物攻または魔攻の高い方の70%[穿透傷害]
砕氷はトラップではなく回収すると追加スキルが増える回りくどいアイテム。拾っても再行動はできない。
投擲凍傷瓶
(貫通ダメージ) [即時]、目標地点1周内の全ての敵に、その10%のHPの[冰屬性][貫通ダメージ]を与え、1回[凍傷]を付加する(1ターン)。
氷地形を作って凍傷を撒ける。CD3が重い。
ランク3

以棄亡者之名!
(物理ダメージ)目標の地形マスを選択して攻撃し、150%の近接物理ダメージを与え、2マス弾き飛ばす。
その後、[個性]内の[警戒]を強化する。効果:最大射程+1マス、ダメージ+50%、かつ中断されない。
[多重爆裂]の層数に応じて追加の[警戒]回数を獲得する(1ターン持続)。追加の[警戒]が発動するたびに、[多重爆裂]を1層消費する。
スキル発動後、行動終了時に追加でスキル[以退為進]を発動できる。
攻撃と使用後効果で性質が異なる。
ダメージ部分は変形弩から光の剣が伸びてぶったぎる謎の近接スキル。攻撃後に2マス直線移動できる(進行方向を向いたまま逆側に飛び退く=警戒範囲を広く取れる)。
使用後、警戒の範囲・ダメージを強化する。多重爆裂を消費して回数追加。多重爆裂はMAX10なので理論上は1ターンに12回警戒できる。
[聚焦警覚]を使うと多重爆裂は回数に変換されず一発で全消費する。
地面指定のスキルなので間合いに敵がいなくても使用できる。アンナの防御性能は紙なので前に出すことは避けたいが、このスキルは気軽に使っていけるだろう。変則的だが再移動もできるためアイテム回収(=爆裂チャージ)にも使ったりできる。
獵手素養
(選択)[爆裂箭]、[徹甲箭]、[裂傷箭]のいずれかを選択して使用する。



爆裂箭
(物理ダメージ)単体攻撃、3回攻撃を行い、1回につき50%のダメージを与える。
攻撃後、すべてのエネルギーと[多重爆裂]を消費し、消費した総数に応じて、1層ごとに40%物理ダメージを追加する。この効果によって与えるダメージは60%上昇する。
徹甲箭
(物理ダメージ) 単体攻撃、3回攻撃を行い、1回につき50%のダメージを与える。
目標が[自然守護]を所有している場合、攻撃前にそれを[守護失效]にし、攻撃後に[爆裂箭]攻撃後の追加効果を誘発する。
裂傷箭
(物理ダメージ) 単体攻撃、3回攻撃を行い、1回につき50%の物理ダメージを与える。
攻撃前、対象に[▽物防3]、[遠程易傷2]を付与する、持続3ターン。
もし対象が[自然守護]を持っている場合、さらに[守護失效]させる。
【遠程易傷2】
受ける遠距離ダメージが20%増加する。
特に有用なのが裂傷箭。物防-3と遠距離被ダメ増という効果に加え、守護失効を与えて自然守護を打ち消してしまう。自前で無視守護を持たない非ルチアの味方も戦闘に参加させることができるようになる。爆裂/徹甲は多重爆裂を全消費して火力を出す代わりに警戒回数を増やせない。使い分けに注意。
書いてないのだが3つとも曲射スキルなので便利。曲射/平射/直射の区別を表示して欲しい。前はあったのにどうして…。
ランク5(リアクション)

料敵機先
(リアクション)自身から4マス以内の[正面・側面]にいる敵がアクティブ単体攻撃を行う前に、[先制]を行い、50%の物理ダメージを与え、1マス弾き飛ばし、行動を中断する。1ターンにつき最大1回まで発動。
[以棄亡者之名!]による警戒中の場合:
[正面・側面]から受けるダメージが60%減少する。[先制]の距離が1マス増加し、さらに目標を1回追加攻撃する。
[多重爆裂]の層数に応じて追加の[先制]回数を獲得する(1ターン持続)。追加の[先制]が発動するたびに、[多重爆裂]を1層消費する。
普通はこちらを選ぶだろう。正面・側面という縛りがあるのだが、先に警戒で敵の方を振り向いてから判定に入るので向きは気にしなくてもいい。
生存大師
(リアクション)アクティブ攻撃を受けた時、被ダメージが8%減少し、[環境ダメージ]による被ダメージが70%減少する。
ランク7

聚焦警覺
(支援)[即時]、敵人に[聚焦警覺]を付与する、持続1ターン。
[付帯パッシブ]効果:
ターン外攻撃時、会心率が20%上昇する。[聚焦警覺]効果によって追加ダメージを与える場合、会心率がさらに20%上昇する。
行動終了時エネルギーを[多重爆裂]に変換する。[多重爆裂]が10層に達するかエネルギーが2以下になるまで。
自身が[インタラクト可能物体]または[觸發物]をトリガーした時、[多重爆裂]を2層獲得する。1ターンにつき最大1回まで発動。
【聚焦警覺(集中警戒)】
[アンナ]がスキル[以棄亡者之名!]によって生成された[警戒]で本目標を攻撃する前、[アンナ]の全エネルギーと[多重爆裂]を消費し、消費総数に応じて、追加で1層ごとに40%の物理ダメージ。
アクティブ効果とパッシブ効果に分かれる。
アクティブ部分は[以棄亡者之名!]の性質を回数重視から火力重視に変えるような内容。本来の[以棄亡者之名!]は多重爆裂のスタックを警戒回数に転換するスキルだが、集中警戒をつけた敵に対して警戒発動するとスタックを全消費して火力を大幅に引き上げる。つまり難敵を早く止めたい時に使う。
パッシブ部分はクリティカルUPと多重爆裂のチャージ補助。余剰ENやアイテム使用で多重爆裂が溜まる。
冰雪中的反抗
(陣営オーラ)フィールド上のすべての<ルチア>所属の味方、攻撃が10%上昇し、防御が20%上昇する。[自然守護]を持つ対象に対して、ダメージおよび貫通ダメージが10%上昇する;対象が[守護失效]状態の場合、ダメージ効果がさらに10%上昇する。
追加でオーラを所持する、効果:フィールド上のすべての味方、[警戒]、[反擊]、[先制]の回数がそれぞれ1回増加する。[警戒]、[反擊]、[先制]時、最大使用可能回数に応じて攻撃が上昇する:1回につき攻撃4%上昇、最大20%;最大回数が4回を超える場合、攻撃がさらに20%上昇する。
新世代の象徴にふさわしい強力な陣営オーラ。陣営オーラといいつつ後半部分は陣営関係なく全味方に効く。
ランク9(通常攻撃)

強力擊
(通常攻撃)110%の物理ダメージを与える。
回能擊
(通常攻撃)100%の物理ダメージを与え、さらにエネルギーを1回復する。
聚焦警覺を持っているなら余剰ENを多重爆裂に変換できる。
ランク11

冰原遊擊
(パッシブ)攻撃が10%上昇する。攻撃後、再び2マス移動できる。
[冰凍]地形マスを通過する際、移動力を消費しない。1ターンにつき最大2マスまで有効。
個性についてたら便利だったね、という感じ。つける枠がありません。
北境戰魂
(パッシブ)敵と交戦した後、自身はエネルギーを1回復する。1ターンにつき最大1回まで発動。
敵と交戦する際、自身または対象が[冰凍]地形マスにいる場合、さらにエネルギーを1回復する。1ターンにつき最大1回まで発動。
個性についてたら便利だったのになあ、という感じ。つける枠がない。
ランク13(極限スキル)

(パッシブ)[Lv3効果]攻撃+5%、自身のターン外ダメージ+20%。
使用感

ルチア編を初動から攻略していくために有用なキャラクター。ただしシナリオの序盤は登場しないため、しばらくは「誰…?」という疑問を抱えたまま使うことになる。火力と鈴蘭文学がどんどん肥大する一辺倒だった昨今の新キャラとは異なり、本作の初期環境におけるシンプルな設計思想に近く、まじめに研究するかいのあるユニットだと思う。
ルチア編の敵ユニットは多くが[自然守護]というタグに分類される固有バフを持ち、範囲攻撃無効、全デバフ無効、最終被ダメージ割合カット…などなど、強烈な効果をそなえている。脳筋が殴っているだけでは思うようにダメージが通らずターン制限が切れて敗北に追い込まれる場面もあった(特にオート時)。バフを解除するには特定の手順(単体遠距離攻撃を5回当てる、など)で攻撃したり、HPを削って負傷や瀕死に追い込むといった手間がかかり、ルチア編の攻略を面倒なものにしている。ここ最近はキャラの火力インフレがすごまじく、サマンサ、キャメロット、シャナズあたりが練り歩くだけで戦争終結してしまっていたので、その環境への明確なメタと考えられる。
そんな中、アンナは敵の[自然守護]を一切無視する(個性の[高級無視守護]の効果)。また[守護失効]を付与することで自然守護を打ち消し味方をサポートできる。
パワーキャラが太刀打ちできず難儀している面倒な氷虫ユニットもアンナがいれば簡単に屠れるため、攻略速度が目に見えて変わるだろう。ルチアシーズンが終わった後は死にスキルとなってしまう懸念はあるのだが、このゲームは元々ごく一部の強キャラ以外は数ヶ月も経たないうちに席がなくなるため、アンナもルチア編を楽にしてくれる期間限定お助けキャラという位置づけで割り切るのがよいかもしれない。
性能的には、遠近両用で警戒もアクティブ攻撃もできる万能アタッカーである。オーラで警戒や反撃を強化できるため総合的な利便性は高く、引けば使い所はあるだろう。特にルチアシーズンの序盤では存在感が大きいため、ミッションを楽に進めたいなら確保しておくとよい。
余剰ENやフィールド上のアイテム回収が出力に転換される機構を持つため独力では難がある。攻撃役に徹するならENやアイテムを供給するサポート役がいる(イセリンド、ターイル、槍ヌンガルなど)。執筆時点では未実装だがおそらくユーリアがアイテム系サポーターとしてソウルメイトになるはず。
台湾ではアンナ実装の翌週、旧世代のルチアキャラ(アレクセイ、アガタ、アフラ、リゴ)に専用スキルが解放され、各々が[無視守護]スキルを手に入れている。旧アレクセイなどはさすがにキャラパワーが足りていない感は否めないものの、アンナがいなくても一応対抗手段はあるので覚えておこう。
ビルド例
①警戒火力重視

②警戒回数重視

③味方サポート重視

武器:モチーフ、格闘弓、英霊
防具:直感
タロット:正義、悪魔、塔
モチーフ武器 変形弩「破氷」

[自然守護]が設定されている敵にどちゃくそ強い。条件を満たせば出力はぶっちぎりで高いが、おそらくルチアシーズンでしか適用されないので以後は死にスキルとなってしまう。資源に余裕のない人はイリヤ格闘弓でも十分だろう。スコアタやランキングという言葉に惹かれる人は限界まで行くしかない。
