サフィア

名前クラスレアリティ
サフィア
索菲亞
アサルターSSR
画像所属武器
イリヤ

筆者のプレイ体験における使用感です。スキルやビルドは参考例で、絶対の正解ではありません。

雑感

ダンタリオンにとっては単なる腹心以上の存在であり、全幅の信頼と共に吊し人の指揮官を任されている。ボンデージ風衣装と厚化粧に気圧されるが、こう見えて27歳前後。ウェーブランで過去に発生した事件を描いた「緋紅之夜」編で登場する7年前の姿との落差がすごい。演じ分ける声優(日笠陽子)の技量もすごい。

サフィアのポイント
・追撃の手数が多く総合的な出力が高い
・回避からの強烈な範囲カウンターで敵を一掃できる
・便利な使い捨てユニットを召喚できる
・自身のクラス(属性)を変えられるので敵を選ばない

個性

行動開始時、自身から4,4,4,4,6マス以内の敵1,1,2,2,2体にランダムで「倒吊人標記」を1,1,1,2,2ターン付与する。
倒吊人標記のある敵を攻撃する時、追加で対象のHPの16,16,24,24,32%物理ダメージ(自身の物攻の150,150,175,175,200%まで)を与え、0,50,50,75,75%を吸収する。

行動開始時に勝手にマーキングし、マーキングした敵を殴ると追撃でダメージが入り、自身を回復する。サフィアのあらゆる「攻撃」が判定対象となるため、ナイフガントレットや反撃、追撃に対しても効果が発動する。非常に強力な個性だがマーキングがなければ無意味なので、雑魚戦においては星3までは育ててマーカーの数を増やしたり、他の吊し人とも連携して臨む、実装後はシルエットスキルを使うなどの手立てを講じたい。ボス戦なら敵が少ないので使いやすい。

「適当に殴ったら思ったよりダメージ入ったしなんか回復もしてラッキー」といった具合にメリットを享受できる半面、バニラ状態で殴りかかっても大した量は削れない。

通常攻撃

単体に80%物理ダメージ
最も近くの味方に速度+150、攻撃+10%を付与(1ターン)

なぜか味方の速度が上がるのだが、味方同士が密集していると意図せぬ行動順の変化が往々にして起きるので、手順をきっちり構築している高難度マップでは注意が必要。うっかりヒーラーの速度を上げてしまい敵に殴られる前に行動順が回ってくるなど、ありがたくない事例が生じてしまう。速度バフに魅力を感じない場合は封印撃にしてもいいと思う。

(シルエットスキル)聯合打撃
単体に80%物理ダメージ。吊し人のマークを2ターン与える。
さらに対象から3マス内の味方ユニット1名に、通常攻撃を用いた50%ダメージの援護攻撃を行わせる。

サフィア【夏日約定】という別バージョンのキャラを獲得・育成すると装備できるスキル。オリジナルであるこちらのサフィア実装直後は使えない。射程3でマーカーつき、近くの味方に通常攻撃で殴らせるオマケまであり、べらぼうに使いやすい。この通常攻撃での援護はダメージ値だけでなく効果も引き継ぐので、例えばラヴィアに殴らせればノックバックするということだ。

リアクション

自身から3マス以内の倒吊人標記を持つ敵に対し、50%物理ダメージで援護攻撃を行う

自分から3マス以内の敵に他の味方が攻撃したとき、対象がマーキングされていれば追撃するというもの。

画面をよく見ていると分かるが追撃をトリガーに個性の追撃がさらに発生する。よく分からないけど強いので、筆者のようにあまり考えずプレイしているカジュアル勢には使いやすいと思う。

無影之刃

1ターン「無影之刃」状態になる

無影之刃:
単体攻撃を回避する
回避成功すると以下の効果
 攻撃された方向に3×4マスの85%物理範囲ダメージを与え、被ダメ+20%を付与
 自身のEN2回復

1ターンの間、単体攻撃を無条件で全て回避してその都度広範囲に反撃するという破格中の破格スキルで、サフィアの戦術の要。さらに易傷2がつくため、続けて2回も発動すれば敵の集団がボロ雑巾になる。範囲攻撃には無力なので敵のスキルを見極め、単体攻撃が主体の方面は彼女に任せよう。

なお、反撃が命中した敵にマーキングがある場合、個性の追撃が発生する。

鋤奸令

対象ユニットの背後に倒吊人特工を召喚する(能力値はサフィアの85%)
対象に倒吊人標記を付与
物防-40%、魔防-40%を付与

召喚ユニットの性能

倒吊人特工のポイント
・2回行動終了後に消滅する。同時に周囲1マスに40%物理範囲ダメージとLv2デバフを2つ与える
・行動終了時、3マス以内の最も近い敵に30%の物理ダメージと倒吊人標記を与える
・7マス以内の味方と位置を交換できる

ステータスはサフィアの85%もあるため使い捨てとしてはかなり良好で、十分な攻撃力を持っている。サフィアの近くの敵を殴ることでサフィアの追撃が発生し、複合的に大きなダメージが発生する。

範囲7マス、高低差8マスの遠距離から味方を呼び寄せることができるのもかなり便利。

倒吊人的精算

攻撃後、対象が瀕死かつ倒吊人標記を持っている場合、追加で最大HPの30%の貫通ダメージ
倒吊人標記は解除される

何らかの攻撃に加えて個性による追撃が終わってから判定するため、敵にトドメをさせる範囲が広く非常に使い勝手がよい。ボス戦では不要だが雑魚散らしにはぜひ持っていきたい。

戦術調整

即時
目標を1体選び、自身のクラスを目標のクラスに変え、易容を獲得する
次の行動開始まで継続する

易容:
被ダメ-30%
移動+2

相性補正を変えられるスキル。ボスがデストロイヤーなら角笛や奪魄などの攻撃タイミングに合わせてウォッチャーに変化してから殴りかかる…といった使い方をする。雑魚戦ではこれを持ち込むより素直に相性有利なキャラに入れ替えたほうが早い。

台湾では無属性でユニークな個性やギミックを持ったボスが増えており、このスキルの出番は減少傾向にあるので、ひらめきに余裕がなければ無理して取らなくてもいいかなと思っている。逆境之塔でフル活用するならあった方がいい。

オーラ:倒吊人指揮官

自身から5マス以内の味方に対し次の効果:
倒吊人標記のある敵を攻撃する時、攻撃+15%

スキル説明には書かれていないが、自身には効果がない。

マーキングした敵を皆でボコりましょーという、分かりやすいボス戦向けのパッシブ。範囲も広く後衛までしっかりカバーできる上、終始15%アップは決して無視できる数字ではない。

使用感

雑魚戦では一方面を任せられるほどの殲滅力を持ち、追撃の仕組みが分かれば手数の多さでボスにも効果的なダメージを与えられる。召喚で器用な工作もできるなど万能に使える高性能ユニット。ただしステージによって最適なスキルセットは変わるので、ダメージが出る仕組みは頑張って理解しておきたい。

欠点は服のセンス…ではなく挙動メカニズムの複雑さ。単発でスキルを使っていれば強いというキャラとは異なり、ゲームの仕様をある程度理解し適切な環境で「使いこなす」ことが求められる。「今のダメージ何?」とよく分からないまま進んでいくので、戦闘記録や録画を見て研究することも最初は必要だろう(筆者は今でもよく分かっていない)。ステージによってスキル構成を見直す頻度も高く、割と手間のかかるキャラクターだ。これから先はどんどんそういう複雑なキャラが増えていく。

攻撃力は高いものの防御は紙なので2回殴られたら終わりだと思っていい。単体攻撃相手ならカウンターできるが範囲攻撃にはからきし無力で蒸発させられてしまうので、どこにでも思考停止で出していいキャラでないことは頭に入れておきたい。回避が使えないターンの位置取りに注意を払い、ディフェンダーのカバーで守ったり召喚ユニットと位置を入れ替えたりしながら立ち回ろう。

サフィアは物攻に依存する攻撃が多いので、武器は物攻の上がる新生の刃が最適。防具は追撃のトリガーになるナイフガントレット。反撃ダメージを強化する晶石爆発鎧も使える。タロットは少し迷うが反撃や援護攻撃を強化できるか、範囲ダメージを強化する魔術師運命の輪の貫通ダメージ発生から追撃に期待するのも一興か。刻印はいつもの剣+杖で問題ないだろう。