アカンベ

名前クラスレアリティ
アカンベデストロイヤーSSR
画像所属武器
放浪者

筆者のプレイ体験における使用感です。理論値に基づく最終評価ではありません。

雑感

シャドウアサシンを複数呼び出して操るサモナータイプ。AOEの出力は高いが狙ってポンと発動するわけではなくそれなりにお膳立てが必要で、「鈴蘭の剣」に慣れた上級者向けのキャラだと思う。筆者は正直使いこなせる自信がない。

■アカンベ本人の性能
・袋スキル
複数のスキルがセットになっている便利な袋をアカンベも持っている。

①金をばら撒いて敵とシャドウアサシンを瞬時に引き寄せ、移動-2を与えて魔防-40%するインスタントのデバフスキル。いかにもこの次に「殺戮之刃」を使えというお膳立て用である。ただし位置が変わってしまうので敵全員にまんべんなく当たらなくなる場合もあり、若干使いづらさを感じる。
②自分以外の味方にEN1回復、CT-1と攻防アップ(アサシンはさらに攻撃アップ)。

・オーラ

林の上級オーラを持つ。CT4以上のスキルをCT-1し、召喚物の攻撃力を上げる。林でCTの長い有用スキルを複数持つのはエダ、シモーナあたりか。イナンナとサフィアが召喚した兵士もこのオーラの恩恵を受けることができる。アカンベを起用するならばこのオーラを活かして編成を組み立てたい。

・AOE
横5x縦3と本作では少ない横長の範囲攻撃。90%魔法ダメージ+2マスノックバックとダメージもそこそこ出る上、攻撃と同時に3体のアサシンを召喚する。

アカンベの固有リアクションは召喚ユニット(※アサシン以外も可)に自分をかばわせるものなので、範囲攻撃と同時に自身の被弾を防げる肉壁を張りつつ援護攻撃の手駒を増やせるのは便利だ。ただしこのスキルは使用後2ラウンドはEN回復禁止のデバフがつくという重大な弱点を抱えている。帽子のCC免疫で防げそうだがまだ試していない。

・召喚AOE
フィールドにアサシンがいるとAOEスキルが増える。
アサシン全員に命令を発して範囲攻撃させる。アカンベのメインウェポン。

・個性
EN上限とEN回復量の上昇。初期で7、最大で9まで増える。

溜め込む時間は必要になるが、
インスタントでアサシンを2体召喚(EN2x2回)
インスタントの人為財死でデバフ付与(EN3)
殺戮之刃を発動(ENなし)
を1ターンでできるというわけだ。
攻撃チャンスにノノの奪魄や戦術の角笛を合わせるのがよいだろう。

■シャドウアサシンの性能

移動力が0。援護防御の対象にならない。味方ユニットが周囲に隣接していない場合、敵のターゲットにならない&敵の通行を妨げない。同ターン内で同対象に複数のアサシンが攻撃すると2人目からは与ダメが半減する。撃破されるとアサシン召喚のCTが増える。2ラウンドで勝手に撤退する。

アサシンはデストロイヤーで「林」「風」「召喚物」判定される。「放浪者」はつかない。

アサシンは人型ユニットだが設置型の砲台と理解したほうがよい。複雑に書いてあるので特徴をまとめると
・プレイヤーが操作できない
・移動力が0(移動力をバフすると動く)
・通常攻撃ができない
・5マス以内の敵に2回援護攻撃できる
・アカンベが命令スキルを使うと全てのアサシンが範囲攻撃する
・2ラウンドが終わると自動で撤退する
・撤退前に撃破されると召喚CTが増える
・複数のアサシンが連続で同じ対象に攻撃すると与ダメが半減する

召喚は直撃扱いなので敵集団の隙間に差し込むような置き方ができて便利。移動できないので呼び出す場所が重要となる。周囲1マスに味方がいない場合は敵のターゲットにならないが、それと同時に敵の通行を阻害できないのが難点となる。近くに味方がいれば敵の移動を邪魔できるがアサシンが攻撃のターゲットにされてしまい、殴られると非常に脆い。この特性を把握して使いこなすことができれば悪さができそうな気もするが、うっかりも多発しそうで怖い。
援護攻撃は35%魔法ダメージ、複数重ねた場合は後続が17.5%になってしまうが、アサシンはアカンベのステータスを参照するため魔攻がそこそこ高い。そのためトドメの追い打ちには充分役立つ。

目玉はやはりAOE「殺戮之刃」だろう。アカンベのターンで命令を発動するとアサシン全員が順番に2マス内100%魔法ダメージで範囲攻撃し回復禁止を与える。

アカンベのオーラがあればアサシンの攻撃力はかなり高くなるし、さらにインスタントの「人為財死」で魔防-40%できるので、組み合わせればかなりの出力が得られるはずだ。