
2025年6月のアップデートにより、これまで期間限定だったイベントの一部が常設化されました。
概要
- 本開催時のクリア状況は引き継ぐ
- 報酬やショップはなし
第一弾として楽土的盛宴(最初の宴会イベント)、心海拾光(イナンナ編の前日譚)、春願保衛戦(春節戦車・改変後)の3つが常設化。
本作はストーリーのアーカイブ機能がなく、イベント復刻もまったくされなかった(最近ようやくちょこちょこされるようになった)ため、本編を補完するような内容が含まれていても録画する以外に後から振り返る方法がなかったのですが、これでようやくいつでも過去のストーリーを見直せるようになります。楽土的盛宴は緋色の夜をクリアしてから見直すと、サービス開始当時では理解できなかった情報が色々読み取れて面白いのでおすすめです。
春節戦車は本作史上最も評判が悪かったと思われるイベントです。1手間違うと詰むようなパズルステージが延々と続き、最後には黒泥+即死級ギミック盛り盛りの高難度ボスが待ち構えていました。それを駆け足進行で育成が追いついていない中国に調整無しで投入したため、クリアできず怒るプレイヤーが続出。あほくさ、やってらんね、と人口流出の引き金になりました。
そうしてプレイヤーと運営の双方にトラウマを刻んだ春節戦車ですが、1年を経て2025年の春節で見事復刻を果たします。Taptapでの反応を恐る恐る覗いたところ「過去一面白かったイベント!」「これ以降はヌルゲー化して退屈だがこれはガチだった」「あの頃はクリアできなかったのでようやくリベンジできる」といった前向きな反応が多く見られ、もう鍛えぬかれたマッチョなプレイヤーしかいないことを改めて認識させられます。
そんな玄人志向のプレイヤーにとっては残念なことに、復刻と共に大幅な調整が施されてパズルマップは劇的に簡単に、ボスはめちゃくちゃヌルゲーになっていました。どうすんだよこれ!やりすぎだろ!テストプレイしてんのか!?と怒号が飛び交う地獄絵図はもう味わうことができません。悲しいことです…いや全然悲しくないな。
調整されてナメクジと化した戦車ステージ

まあ確かにこのゲームで一番達成感あったのは調整前の戦車を撃破した時でした。ひりつくような高難度のバトルには高難度ならではの良さがありますがそれを楽しめるのはごく限られた層なので、達成率や報酬とは関係ないところでやるのが運営的には正解に近いのでしょうね。