装備の基本

このゲームの装備品は武器・防具・タロットの3枠です。専用装備やキャラバインドはなく、鍛えた装備をいつでも自由に使い回すことができます。

装備品の種類

武器

剣(短剣)・斧(槌)・槍(鎌)・弓(弩)・杖(魔道具)があり、それぞれ装備できるキャラが決まっています。職種ではなくキャラごとに決まっているので慣れるまでちょっと分かりにくい。装備画面で右上の虫眼鏡アイコンを押すと装備可能キャラが表示されます。

武器は対象カテゴリーであればどれでも装備できます。「長剣だけ装備可能で短剣は持てない」「弓は使えるが弩はダメ」といった区別はされません。

SSR武器は後半の神兵試練でバカスカ入手でき、完凸も容易です。

防具

防具には種別がなく、重鎧でも指輪でも全て「防具」として扱われ、誰でも装備できます。職種やキャラによる装備制限はありません。

このゲームは装備品のパラメータが共通で、鍛えるとどれも同じ数値になるという珍しい仕様になっています。あまり直感的とは言えませんが、つけかえ時に固有の特性だけ気にすればよく、パラメータの適性で悩まなくて済むのはメリットですね。

SSR武器に比べSSR防具は入手機会が極端に少ないので貴重品となります。

タロット

3章で解放される機能です。アルカナごとに決まったパッシブを持ち、装着するだけで発現します。キャラや職種による装備制限はありません。

Lv60まで強化すると特殊スキルが発現する場合があり非常に強力。体感では1割~2割くらいの発現率でつかないことの方が圧倒的に多いため強化して廃棄、強化して廃棄、さらに残り3枠のパラメータアップも加味して一級品を仕上げるのはかなりの泥沼となります。

持っているだけで与ダメ+16%、範囲攻撃で1人巻き込むごとにさらに8%ずつ増えるという鉄板タロット・魔術師。

装備の入手法

ステージクリア報酬

「愚者の旅路」や「征服の塔」の特定ステージのクリア報酬として1回のみ手に入ります。ほとんどの場合どの装備が出るかはランダム。

愚者の旅路にはルートマップに宝箱があり、到達するともらえます。

神兵でのドロップ

日替わりですが実装されているSSR武器はほぼ全てドロップ対象です(シーズンパスの豊穣武器は除く)。1日1回限定のステージですが、Lv65からはSSR武器が高確率で手に入り、一度に複数出ることもあります。Lv70ではSSR1個以上確定。

1回で3つレジェンド装備が手に入ることもある

見聞Lvの達成報酬

運命の螺旋の各章をクリアするごとに見聞Lvが上昇し、達成報酬として装備品がもらえます。

「栄光の戦い」ミッション達成・シーズン報酬

白金~光輝ランクに到達すればシーズン決算でレジェンド防具がもらえます。貴重な入手機会なのでコツコツ貯めましょう。上位入賞する必要はなく、毎日少しずつ勝ち点を貯めれば行けます。

ミッション報酬でも防具が3個以上もらえますのでお忘れなく。

ショップでの購入・リサイクル

ガチャのダブりでキャラを完凸させた後、さらにダブった場合はショップ用のトークンに変換されます。そのトークンでレジェンド装備を購入することが可能。在庫は毎月リセットされます。

無課金を貫くなら「領悟之力」も捨てがたい

不要なレジェンド装備を分解すると150トークンになり、リサイクルショップで新品と引き換え可能。14個分解で防具1個もらえるので、神兵60~を回せるなら月1回の交換は十分可能です。

「豊饒の角」で入手

シーズンパスの報酬で、好きな武器を1つ選べます。武器種に関わらず「ターン開始時に確率でENを回復し、自分が瀕死の時にはHPを回復する」という特性で、まあまあ使いやすい部類です。

注意点はシーズンパス以外で入手できないため★の突破が難しいこと。このゲームは汎用突破素材がなく、執筆時点ではシーズンパスを繰り返し買って集める以外に手段がありません。シーズンパス自体がそこまで魅力のある内容ではないので序盤に1~2回買ってブーストしたら十分かなあ…といった感じであり、ここで手に入れた装備は★1のまま使うことを考慮して選ぶほうがよいかもしれません。それでも序盤は頼りになります。

装備ガチャで入手

いちおうガチャが常設されているのですが…ピックアップもなく普通の人は引く必要はありません。お金が余って余って仕方ないという人はどうぞ。レジェンド防具も出ます。

装備の強化

レベルアップ(1→60)

粉を使って装備を鍛えます。中盤は粉がカツカツですが、終盤に進むとLv上限の突破がボトルネックとなり「粉は大量に余っているのにLv上限が上げられないのでほとんどの装備がLv50止まり」という現象が発生します。60に上げる装備はよく考えて選びましょう。

粉は22万あるけどレジェンド素材が足りなくて上限突破ができない…

星アップ(★→★★★★★)

いわゆる重ね凸。同種の装備品を消費して性能を5段階まで引き上げます。

例:独行者のクローク

自身から4マス以内に味方がいない場合、攻撃力と防御力が4%上昇し、クリティカル率が10%上昇する。

★★★★★
自身から3マス以内に味方がいない場合、攻撃力と防御力が12%上昇し、クリティカル率が20%上昇する。

恩恵が薄いものも一部ありますが、基本的には劇的に強化されると考えてよいでしょう。特にクールタイムや効果範囲は1変わるだけで影響がかなり大きいので注目です。

刻印(8-5クリアで解禁)

刻印素材とお金を消費して武器にエンチャントを施すシステムです。基礎ステータスが10~20%平気でアップするのでかなりの戦力増強が見込めます。

攻略中の方針

SR以下はSSRの数が揃うまでの「つなぎ」

攻略段階ではR~SRの装備を主体に進めていくことになるでしょう。このゲームはSSR武器が手に入りやすいのでいずれは乗り換えていくことになります。ゆえにR~SRへ過剰な投資はせず、拾ったものをLv10~30程度に強化しておけば十分です。

「鈴蘭の剣」はレアリティで要求される素材が変化しないという特徴があります。R武器でもSSR武器でも、強化に使う素材の種類と量が同じなのです。ゆえに低レアを張り切って強化すると本命のSSRに使う素材が足りなくなるという事態が発生しますので、あまり低レアを長く引っ張るのはやめたほうがよいでしょう。塔・PvP・見聞をできるとこまで進めれば何個かSSRが手に入ると思いますので頑張ってください。

SSR(★)とSR(★★★★★)

ストーリー攻略中はおそらく「SRがポロポロ手に入ってある程度重ねたが、SSRは貴重で★1のまま使っている」といった感じでしょう。この時、「もしかして強化したSRの方が素のSSRより強いのでは?」と考える人がいるかもしれません。

実際に比べてみましょう。

SSR ★1 Lv50

SR ★4 Lv50

SR ★5 Lv50

「最大まで重ねたSRより、素のSSRの方がパラメータはちょっと高い」が正解。SRでも完凸すれば★1のSSRに迫れるだけのポテンシャルがあるとも言えますので、有用なSRは鍛えてしまって構いません。最終的にはパラメータよりも固有スキルや特性の方が重要になります。

有用なSR装備

鍛えても損しにくい、長く使えるSR装備です。

鋼芯重弩

相手の防御を一定割合で無視する。変なSSRより強い。

決闘短剣

ブロックを使えるディフェンダーのおとも。正面・側面から攻撃を受けた時に物理防御が上がる。

凝視法球

単体魔法の威力がアップ。SSRに上位版(聚焦法杖)があるのでそれまでのつなぎ。

爆裂晶簇

範囲魔法の威力がアップ。SSRに上位版(怨恨のホウキ)があるのでそれまでのつなぎ。

災害瓶

投擲してLv2デバフを与える防具。強敵の防御を減らしてダメージが通るようにしたり、攻撃を下げて強烈なAOEに耐えたりできるので終盤で使う場面が増える。上位版は存在しない。

拒斥面具

魔法ダメージカットは通常ステージでは出番がないため、装備のティア表では下位に置かれがち。終盤でボスの攻撃に耐えるために囮役に持たせる必要が出てくるので捨てずに取っておこう。上位版はない。

長青之墜

回復を受けるとランダムでLv2バフがもらえる防具。自己回復キャラに持たせると常時モリモリのバフ状態になるので面白い。上位版は存在しない。

共生鎧甲

物理や魔法を問わずダメージをカットしてくれるので心強い。同じ特性の上位版はない。

ポンコツなSSR装備

貴重な素材をつぎ込むと後悔するかもしれない、使い所が微妙すぎるSSRです。

遺骨法杖

味方が死ぬとENを1回復。死なせる前提の戦略は考えづらく、活用できる場面が思いつかない。効果量もしょぼすぎる。「フィールド上でいずれかのユニットが倒れると魂を吸ってEN回復(1ターンに1回まで)」とかだったら使えたのに、設定ミスではないだろうか…。

議員迅捷剣

相手の移動-1。強いボスはCC無効で移動系は効かない。雑魚相手なら移動減らすより与ダメを盛って殴った方が早い。一応突破するとHPはかなり増えるようになるので、運悪く完凸してしまったらそれ目当てでタンクに持たせられなくもない。

キャラクター自身の育成と同じくらい、装備強化が戦力に与える影響は大きい。鍛えた装備は分解しても素材が大して戻ってこないため、将来性のない装備を適当に強化することはなるべく避けたいところだ。このゲームはSSR武器がガンガン手に入るため、SR以下は特に有用なものを除きつなぎとして最低限の強化で十分だろう。