シモーナ

名前クラスレアリティ
シモーナウォッチャーSSR
画像所属武器
騎士連合

筆者のプレイ体験における使用感です。スキルやビルドは参考例で、絶対の正解ではありません。

雑感

氷術師の上位版。氷・氷・氷で押してくるため敵に出てくると鬱陶しいことこの上ない。

シモーナのポイント
・氷柱・物理シールドを駆使する、どっちかと言えば防衛寄りの性能
・スキルがどれも長いクールダウンを要するため対策が必要

個性

攻防+15%
シールド保有時、さらに攻防+10%+ステータスデバフ無効
行動開始時、氷鎧を得る
攻撃を受けて瀕死になった場合、ただちに氷鎧を得る(戦闘中1回まで)

氷鎧:
使用者の魔攻60%の物理シールドを得る
凍結地形の影響無効
近接攻撃を受けた時、相手に移動-1を2ターン付与する

魔防がやや高く、毎ターン物理シールドを張れるため1発くらいは被弾しても平気だが、前線で踏ん張ってタンクできるほどの耐久力はないという半端な立ち位置。

通常技

単体に110%の魔法ダメージ
移動デバフ状態または凍結地形にいる敵を攻撃する場合、与ダメ+30%

通常攻撃にしては出力は高いが、射程1なのと本人がガンガン前に出るタイプではないため届かないことが多い。寒氷強襲など移動力を補う手段を用意するか、さもなくば攻撃機会を失うよりはマシと考えて射程2の寒氷撃にするのも手か。

リアクション

氷砕:
氷鎧が破壊された後、自身から2マス内の敵に50%魔法ダメージを与え、移動-3を1ターン付与する

氷之庇護:
移動デバフ状態の敵から攻撃される時、被ダメ-30%

どちらも有用で判断に迷う。氷砕はシールドを割られた時に反撃するリアクション。ダメージはそれほど期待できないがちょい残しで殺しきれなかった相手を反撃で殺せる程度のお守りとしては効果がある。氷之庇護は効果量が大きいが敵が移動デバフにかかっている必要があり、デバフ手段がない場合やデバフ無効の敵にはまったく意味がないという問題を抱えている。シモーナの攻撃を受けるとなんやかんやで移動デバフをもらっている可能性は高いが…。個人的には氷砕が好きだが、別にどちらでもいいと思う。

寒冬末日

戦闘開始から1ターンのクールダウンが必要
十字範囲3マス内の地点を指定し、そこを中心に5x3マスの70%魔法ダメージ(氷属性)
中心と左右1マスに氷柱を召喚する(召喚地点にユニットがいる場合は1ターン氷封にする)

氷封:
行動不能&物理ダメージを受けない
火属性の範囲ダメージを受けると解除される

広範囲をダメージとともに凍結させ、氷のブロックを3本並べて壁のように配置することができる。氷は敵の攻撃対象となり3発程度は耐えてくれるため、アホなアルゴリズムとあいまって壁兼囮として非常に有用。

急凍術

単体に80%魔法ダメージを与え、移動-3を2ターン付与する
対象がすでに「▼移動」のデバフを持っている場合、追加で2ターンの氷封状態にする

悪くもないのだが特に使う場面もない。

「▼移動」デバフは移動力が下がれば何でもいいわけではなく「▼移動1」「▼移動2」「▼移動3」の系列だけ(多分)。例としてエダの酒樽でぶちまけた酒のパネルを踏むと移動力が下がるが、これは前提条件として認識されない。

陣営オーラ:騎士連合

騎士連合所属の味方に攻撃+10%、防御+20%

セットする枠がない。

寒氷強襲

即時
十字範囲3マス内の地点を選んで突進し、そのマスと途中にいる敵に物理シールド値の100%魔法ダメージ(氷属性)
氷面作戦を2ターン得る

氷面作戦:
凍結地形にいる時、被ダメ-30%、移動+1

シモーナの移動力を補う即時突進スキル。氷面作戦もついているのでできればこれを持ち込んで氷編成でブイブイ言わせたいのだが、以氷鍛甲とツリーで競合するのがネック。

以氷鍛甲

3x4マス(と自分+左右1マス)の味方に氷鎧と再生1を2ターン付与する
もし自身がすでに氷鎧を持っている場合、消費EN-1

氷鎧:
使用者の魔攻60%の物理シールドを得る
凍結地形の影響無効
近接攻撃を受けた時、相手に移動-1を2ターン付与する

再生1:
行動終了時、HP10%回復

広範囲の味方に物理シールドと再生を付与できるスキル。ちゃっかり自分にも張れるのが心強い。氷鎧はただのシールドではなくオマケで氷地形無視と攻撃した相手の移動を下げる効果も持っている。そのため他の氷キャラも起用して氷床を張りまくって敵を足止めし、自分たちはスイスイ歩いて側面や背面から攻めるという手を取るのが理論上は有用。ただ実戦でそこまでするかと言えば多分しない趣味プレイの域なので、現実的には単に「広範囲に物理シールドを張れるスキル」という覚え方になるだろう。

氷風爆

3x2マス内にいる先頭の敵に75%範囲魔法ダメージ
速度-50、移動-1を2ターン与える
2マスノックバック

範囲は3x2だが列ごとに先頭の1人にしか当たらない。まとめて2マスノックバックできるので崖際では便利。

氷錐術

選択した地点から範囲1マスの敵に80%の魔法範囲ダメージ(氷属性)

シモーナには珍しく付帯効果のない攻撃スキル。

氷槍

単体に130%の魔法ダメージ
速度-50、移動-1を2ターン付与

EN1、CTなしの2マス射程で取り回しに優れる。シモーナはメイン出力がどれも重いので、これくらい軽いスキルを入れておかないと何もできないターンが増える。

半端なスキルでお茶濁しが気に食わなければ、いっそ休憩ターンは必要経費と割り切って特殊効果つきワールドのタロットを持ち込んで重いスキルで固めてしまうのもそれはそれでアリだと思う。

使用感

寒冬末日の氷柱が存在意義の半分くらいを担っている。このゲームは御存知の通りアルゴリズムが死ぬほどアホなので、敵陣に氷柱を3本召喚すると敵はこちらに目もくれずバナナを見つけたサルのように氷へ群がり、すべて破壊し尽くすまで殴り続ける。プレイヤーはそれを真顔で見つめながら遠間からチクチクと刺したらステージクリアだ。これに頼るとゲーム体験がかなり虚しいものになるので気をつけよう。

スキルに関してとにかくCTが長いためココアの幸福感やアカンベの陣営オーラ、戦術の旗、刻印などCT短縮は必須。雑魚戦には非常に強いがボス戦で使う機会はほぼない。敵の増援が次から次へ押し寄せてくるようなごく限られたタワーディフェンスマップでは燦然と輝く。

PvPでは敵を氷封にできるのでかなり嫌らしい。インチキレベルなので初手で撃てないようにステージ開始から1ターンの待ち時間がある。同じくPvPの嫌われ者・無限不屈のアレクセイと組んで氷染めをやられると身動きできないまま蹂躙されて血管が切れそうになるので、ぜひ気心の知れたフレンドとほのぼの殺し合いをする時に活用して欲しい。他人にやるとファンメが飛んでくるので注意。時間がかかるだけで誰も幸せになれないので栄光の防衛にセットするのはご遠慮くださいますよう何卒お願い申し上げます。

と言ってもこのゲームは全体を通してPvPの比重はごくわずかであり、真面目にやっている人は報酬がなくても名誉のために表彰台に乗りたいという執念を持っている層だけである。筆者の例でいうと栄光はオートで垂れ流して勝敗は見ていない。いちどレジェンドランクになれば次シーズンは最初から下駄を履かせられるので、当サイトの更新でもしながら日課でオート5戦ずつ消化すれば2週間程度でまたレジェンドに到達する。あとは1日1回オートを押すだけだ。リアルタイムPvPは1度だけイベントがあった時にフレンドと遊びで5、6回やったがそれ以降はノータッチ。台湾でも中国でもPvPの攻略を見たのは最初の1シーズンのみ、PvP向けTier表は存在しないなど、それ自体がほぼ空気。期待している人には申し訳ないが「PvPに強いからガチャで引きましょう」とは全く言えない。盛り上がる予感がひとつもないからだ。

装備は生存性を高めるために星光の名残、または範囲攻撃の威力をブーストできる怨恨の箒拡散プリズムフォーカススタッフも捨てがたいがその場合は刻印を剣+聖杯にするなどフォローしないとHP満タンを維持するのがつらい。防具は特に噛み合うものがないので何でもいいが、節制を持ち込むならシールドを張れる盾系が使えるかも。シモーナは行動速度がべらぼうに早いためオーギュストの古いノートが使いやすいし、無難に災害瓶八味地黄丸でもよいだろう。要するにコレ!と決まった装備はない。雑魚戦で氷柱だけ出してくれれば後は適当にその辺座って漫画でも読んでてもらおう。タロットは特殊ワード込みで節制、または魔術師で素直に範囲攻撃強化もしくは上述した世界。刻印はCTリセットの杖+聖杯で踏み倒せ。

氷属性って?

氷属性の攻撃は地面を凍結させる効果がある。氷属性がダメージ計算に影響することは(多分)ない。凍結マスに抵抗のないユニットは移動力を多く消費し、凍結したマスでノックバックを受けるとツーッっと滑って行く。